【Road to ONE02】17日&無観客大会に変更。メイン出場の青木真也は「生きるために格闘技をしている」
【写真】当然、批判の声も挙がるだろう。これが青木真也の生き様だ(C) MMAPLANET
3日(金)、サステインより12日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催される予定だったRoad to ONE02(Road to ONE実行委員会主催)が、日程・会場ともに変更され17日(金)に無観客大会として行われるという発表があった。
無観客、ウィークデーでの大会は、週末の外出自粛を求める東京都始め行政の要請により忠実に従うことを念頭に決定され、会場ではサーモグラフによる検温、手洗い&うがい、試合中の選手とレフェリー以外の関係者のマスク着用と新型コロナウィルス拡大防止策に取り組むとリリースには明記されている。
キックでWKBA世界ウェルター級王者・緑川創が西川大和と相対するなど、ムエタイとキックの試合が2試合追加された今大会、メインは青木真也✖世羅智茂もグラップリングマッチに決まった。また日程の変更に伴い西浦ウィッキー聡生✖論田愛空隆は5月31日の修斗後楽園ホール大会にスライド、後藤丈治と対戦予定だった祖根寿麻、SARAMIと対戦予定だった鈴木祐子が欠場し、代役が決定し次第アナウンスされるとのことだ。
大会キャッチで「今こそ、本物かどうかが問われている」と銘打たれた同大会のメイン出場となった青木真也は、リリースに今大会の実現、出場に関して以下のようなコメントを寄せている。
青木真也
「ずっと生きるために格闘技をしている。
今やらなくていつやる。最初から命張っているのだから、いまさら恐れることはないだろう。
本物かどうかが問われている…どころではない。
今、何者かが見えるのだ。リスクを負わない正論か、リスクを背負った現場の声か。
青木真也の思想信念、主義主張を無理やりにでもメインに置いてこよう。
37歳を迎えようとするロートルのグラップリングマッチにメインを取られることを他のファイターはよく考えた方がいい。僕だったら耐えられないことだから」
なお今大会はAbema TV格闘チャンネルで全試合がライブ配信される。