【Pancrase315】ライト級から転向の菊入正行が、ミドルとの両刀使い=中村勇太とウェルター級で対戦
【写真】 ライト級で戦ってきた菊入と、ミドルでも戦う中村がウェルター級で相対する(C)MMAPLANET
18日(水)、パンクラスより5月31日(日)に東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase315で中村勇太✖菊入正行のウェルター級マッチが組まれることが発表された。
同大会では既に4月に延期された3月大会で組まれていた暫定ライト級KOP決定戦=雑賀ヤン坊達也✖林源平、フライ級のライリー・ドゥトロ✖ 秋葉太樹がスライドされたのに続き、新たなカードが決まった。
昨年4月に粕谷優介戦でプロ初黒星を喫し、7月には岸本泰昭とドローだった菊入がウェルター級に階級を上げて再起に挑む。師匠・安藤晃司のユニファイドルール出場時と同様に、ハイパーダイエット&リカバリーで、試合当日にはとてもライト級に見えない体躯を誇っていた菊入が、ウェルター級への転向を決意した。
転向理由が負傷や減量にあるならば、菊入はよりヘルシーな状態で練習し、試合の臨むことが可能となることで、デカゴンのなかでのパフォーマンスも上がることが期待される。そんな菊入と対戦するのは、ミドル級でもウェルター級でもオファーがあれば馳せ参じる中村だ。
T-REX柔術主宰、道着の柔術の指導と練習中心でMMAに対応する中村にとって、やはり準備期間があり、ウェルター級で戦う方がより真価を発揮しやすいに違いない。そういう意味でも菊入だけでなく、中村にとっても今後のキャリアアップを考えた場合、非常に大切な試合になってくる。