＜ウェルター級／5分3R＞
リック・ホーン（米国）
Def.1R4分53秒／TKO
ルヴォン・メイナード（米国）

ロー、左ハイを繰り出すケンポーカラテ出身のメイナード。ホーンが前に出て右を返す。メイナードの右、ホーンの左が伸びるなか、メイナードの左ローでホーンの左足が大きく蹴りあげられる。

組みついて右小外掛けから、内股を一瞬狙ったホーン。組み技には固執せず、すぐに正面を向きなおしてスタンド戦が続く。残り1分を切って、大外を狙ったホーンは、ハイキックでバランスを崩し、メイナードが一気に距離を詰めバックを奪おうとする。

と、ホーンはここで左の一本背負い。しかも、MMAジュードースローらしく引き寄せることなく、投げっぱなしでメイナードをマットに叩きつけ、そのまま右の鉄槌を落とす。アテネ五輪柔道米国代表は、左右のパウンドにつなげTKO勝ちを収め、MMAレコードを8連勝とした。

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