【Pancrase278】パンクラス初陣の春日井が、古賀をRNCで落とす
<フライ級/5分3R>
春日井健士(日本)
Def.1R3分18秒by RNC
古賀靖隆(日本)
パンクラス初参戦となった春日井が、パンクラス・フライ級の生き字引=古賀と対戦。古賀の右ローに春日井は左ジャブ。古賀は左を見せて組んでいく。すぐに体を入れ替えてケージに古賀を押し込んだ春日井が、ヒザ蹴りからボディロックでテイクダウンに成功する。
ケージを背にした古賀が立ち上がると、ここで両者が離れる。右ストレートからシングルレッグに出た春日井は、テイクダウンを奪うやすぐに背中に回り込んで後方から左のパンチを入れる。続いて春日井は襷掛けから自ら後方に寝転がり、ワンフックでRNCを仕掛ける。すぐに胸を合わせた古賀が立ち上がり、春日井をケージに押し込む。
ケージを背にしてボディにヒザを突き上げる春日井は、ボディロックから古賀を金網に押し込んで後方にテイクダウン。レッグドラッグ的に腰を切れないようにしてパンチを入れつつ、真後ろに回り込む。春日井は後方に古賀を崩し、パンチからまたも後方に倒れてRNCへ。
ロールしてエスケープを図った古賀だったが、腹ばいになった時に落ち、春日井がパンクラス・フライ級ファイターに強烈な挑戦状となる一本勝ちを挙げた。試合後に──かんてん、かんてん──のメロディは聞くことができなかった春日井、「バックチョークは得意なので首絞めて極めました。安永さんと神酒さんが試合をするのですが、前王者の清水さん、安永さんに僕は勝っているので……時間がないので、早くタイトルマッチお願いします。パンフレットに書いてある5勝4敗は間違いで、18勝4敗なので宜しくお願いします」と恵那市のアピールをすっかりと忘れるほど、エキサイト気味だった。