この星の格闘技を追いかける

【Level-G02】注目ライト級Tの参加者確定。1回戦は須藤✖鈴木、山田✖竹内、遠藤✖平田、峰岸✖寒河江

【写真】㋁のGrachanではウェルター級で戦っていた山田。この体躯で戦うとなると、他の出場選手よりも一回り以上の大きさだろう (C)MMAPLANET

23日(火)、6月11日(日)に東京都新宿区のGENスポーツアカデミーで開催されるLevel-G02の大会カードが出揃った。

夜はクロスオーバーのMMA興行、午後4時よりライト級8人制ワンデー・トーナメントを軸に攻勢された同大会。ケージが舞台となるサブオンリー・グラップリング──ツイキャスでPPV中継も行われる。

同トーナメントはこれまでに平田直樹、峯岸零弥、鈴木真、須藤拓真、竹内稔の出場が決まっていたが、ここに寒河江寿泰、遠藤雄介、山田哲也の3名が加わり組み合わせも同時に明らかとなっている。


7分間の中距離走✖優勝するには3本。まずは須藤✖鈴木、山田✖竹内、遠藤✖平田、峰岸✖寒河江が初戦で組まれている。今回、出場が発表された3選手のなかでも寒河江に関しては日本グラップリング界を引っ張るというよりも、支えてきた存在として誰もが認めるところ。ただし、前日計量で70キロリミットがどう影響するか。

さらにMMA引退から12年の遠藤の参戦も注目される。2019年にはGrachanでグラップリングマッチを戦い、小谷ヒロキを腕十字で下している遠藤がどのようなパフォーマンスを金網の中で見せることができるか。

そんな遠藤に対して、山田は現役MMAファイターだ。今年の2月にこれもGrachanでブレンゾリグ・バットムンクにTKO負けを喫しているが、ケージの使い方は出場選手随一の経験値を持つといっても過言でない。山田は下攻めもできる一方で、同トーナメントが前日計量というのも着目点となろう。

通常体重が70キロから75キロという選手が多いトーナメントにあって、山田は普段は90キロ近い体躯の持ち主。もちろん試合に向けたトレーニングで減量以前に体もしぼれているだろうが、ドライアウトからリカバリーで当日を迎え実際にケージに上がった時の体の大きさは他を圧倒する可能性もある。

それでいて動けて、リーチも長い山田がダークホース以上の存在になるか……楽しみだ。柔術家、グラップラー、組み技の主体のMMAファイターとストロングポイントが違う選手揃っており、判定有りというなかで誰が勝ち上がるのが楽しみなトーナメントになりそうだ。

また今大会では既報の通り山田崇太郎✖グラント・ボクダノフに加え、新たにニック・オリバー✖柳井夢人のワンマッチも組まれている。

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後2時55分~ Twit Casting LIVE

PR
PR

関連記事

Movie