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【PFL203#01】完全ドミネイト。バッバ・ジェンキンスがクリス・ウェードをコントロールし続け完勝

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
クリス・ウェード(米国)

ジェンキンスが左ハイを蹴り、右ジャブを当てて組みつく。ウィザーのウェードをダブルレッグで倒したジェンキンスは、足をコントロールしてウェードを立たせない。ついには半身ながら背中をつかされたジェンキンスは、コーナーを背負って座ってバックを狙うが足を取ったウェードがリバーサルへ。コブラでトップを守ったジェンキンスが、がぶってヒザをついたウェードにヒザ蹴り、ここでブレイクが入る。

ヒザは胸に当たっており、明らかに反則ではない。これで痛がったウェードはそれだけダメージがあり、レフェリーのミスでリカバリーの時間を得たことになる。同じポジションで試合は再開されが、明らかにウェードの左腕は深く差し込まれている。ジェンキンスは構わず肩を押し込み、スクランブルでバックへ。立ち上がったウェードを再び前方に崩して右足をフックする。尻をずらしに掛かるウェードを動かせ、トップを取れる状態からバックを制したジェンキンスは両足のフックを続けず、半身から体を起こしてバックを続ける。柔術とは明らかに違うチャンネルのコントロールで、ジェンキンスが初回をリードした。

2R、ウェードが左ハイ。ジェンキンスもハイを返し、ウェードに左から右のフックを見舞ってテイクダウンへ。尻もち、頭を抱えた状態でギロチンに入ったウェードに対し、ジェンキンスが反時計回りで足を抜き無力化させる。頭を抜き、サイドで抑えたジェンキンスが枕で圧をかける。

上四方に移行したジェンキンスは、ケージキックのウェードのバックへ。後方から殴り、正対してくるとリストを取って肩を押し込みつつバックに回ったジェンキンスが左足をフックし、ケージとウェードの間に入り込む。ウェードは半身のハーフで我慢の時間が続く。背中をつかせたジェンキンスはここでもパス。エルボー、鉄槌を落としたジェンキンスが2Rもリードした。

最終回、ローの蹴り合いでジェンキンスにアイポークがあったと、すぐに試合が止まる。ライブオッズが-825となるほど優位に立つジェンキンスは、再開と同時にジャンプして距離を詰め左フックを当てる。左ミドルからシングルレッグでテイクダウンを決めたジェンキンス、抱えて耐えるウェードは背中をつかされそうになりバックを譲る。

ここで腰を振るという最悪のアクションを見せたジェンキンスは、ツーオンワン・リストコントロールでバックを維持し、左足を差し込む。ジェンキンスは敢えて両足をせず、堅実にコントロールを続ける。ついにライブオッズは-2000を越えたジェンキンスが、スクランブルでもしっかりと上を取り切る。

ギロチンをセットできなかったウェードは、畳んでいた左足を伸ばされるとパウンドを打たれてタイムアップに。予想以上、圧倒的にドミネイトしたジェンキンスが、フルマークの判定勝ちで3Pを獲得した。


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