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【PFL CS2023#02】ビックリ=アナコンダを凌いだモンタギューが、RNCでウッズから一本勝ち

<女子フェザー級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー(ニュージーランド)
Def.2R4分45秒by RNC
シャクィータ・アマドー・ウッズ(米国)

ケイラ・ハリソンをセコンドに帯同したモンタギューに、ウッズは左サイドキックを見せる。左カーフから右を伸ばすウッズ、モンタギューも右ローを蹴る。ウッズのリーチアドバンテージにサウスポーの構えのモンタギューは距離を取って戦う。左ローに右を合わせようとしたウッズの圧がモンタギューを上回っている。ワンツーでモンタギューが前に出ると、ウッズが右を返す。

引き続きワンツーを当てたモンタギューがパンチを纏めるも、ウッズも右を打ち返して間合いを取りなおす。近距離での打ち合いは苦手なようにも映るウッズは、左ローにダブルレッグを合わされテイクダウンを許すと、そのままサイドで抑えられる。ハーフに戻したウッズだが、抱える系のガードワークで殴られるとダースに捕えられそうになる。ここは右腕を差し返して絞めを防いだウッズだったが、ケージに押し込まれてマウントを奪われた。

2R、ワンツーで前に出るウッズに対し、モンタギューは距離をとり逆にワンツーで詰める。ローに左を合わせたモンタギューは、頭がぶつかっても怯まず前に出る。逆にリズムが崩れた感のあるウッズはシングルレッグにアナコンダチョークを合わせて後方回転、そのまま絞めていく。パンチでなくリーチを絞めに生かしたウッズは上を取り直し、ギロチンに切り替えようとする。今度はダースチョークに切り替えたウッズは、ここからがぶりに移行するが、モンタギューがボディロックから立ち上がり、レッスルアップ→リバーサルを決める。

千載一遇、初見のチャンスを逸したウッズは、首を抱える形でケージに押し込まれる。ここから背中をマットにつかされたウッズは、必死に肩固めを防ぐも初回に続きマウントを奪われて殴られる。ウッズは背中を見せ、RNCに捕えられる。必死に耐えるウッズだが、パームトゥパームから絞り上げられタップした。

「チョークは十分じゃなかった。呼吸もできていなし、コーナーの指示も聞けたわ」と勝者は語った。


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