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【Shooto2022#07】ストロー級王者の新井が大竹を右ショートで沈め、フライ級王座決定戦出場をアピール

【写真】ストロー級ならが一発で相手を沈める右を持つ新井。フライ級でもこの威力は通用しそうだ(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
新井丈(日本)
Def.1R4分10秒 by KO
大竹陽(日本)

サウスポーの大竹が距離を詰めるが、すぐに新井がプレッシャーをかける。右ローで相手のバランスを崩した新井が、スイッチしながら相手を追い詰めていく。左カーフで相手の足を跳ね上げた新井。大竹は左アッパー、左ハイ、左ストレートを打ち込むも、新井の前進が止まらない。新井の左ジャブに右フックを合わせる大竹だったが、新井がケージに押し込み尻もちを着かせる。

立ち上がった大竹に対し、前進を続ける新井。右ストレートを胸元に当てたあと、左フックを振るったが、これは大竹にかわされた。大竹は頭を下げた新井の顔面に左ヒザをクリーンヒット。さらに右ジャブを突きながらサークリングする大竹。新井はインサイドから右ストレートを打ち込み、右ボディ、右ストレートとパンチを上下に散らす。

サークリングする大竹を追う新井、しかし大竹の左ストレートも新井の顔面を捉える。大竹の左ハイをブロックした新井が、残り1分で再びケージを背負わせ、右ショート一発で大竹を沈めた。

「自分は(パンチを)もらっても良いと思っているんで、そのほうが楽しいでしょ? フライ級でもどこまで行けるか。(ストロー級の)ベルトを獲ったけど、まだ右肩が軽いなって。ストロー級チャンピオンの俺とフライ級1位の関口(祐冬)君が、平良君の返上するベルトを争うのは?」とフライ級王座挑戦元をアピールした。
ここで関口がケージインして新井とにらみ合い、「試合が決まれば何時でもやります」と答えた。このまま新井×関口の世界フライ級王座決定戦は実現するのか。


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