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【UFN195】圧負け? スロバキアのクライン、ランドヴェールのアナコンダにあえなくタップ

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ランドヴェール(米国)
Def.3分22秒by アナコンダチョーク
ルドヴィット・クライン(スロバキア)

サウスポーのクラインが右ジャブから左ロー、両手で顔を固めるランドヴェールの構えは誘いか。取りあえず腹を蹴りに行くクラインは、左を伸ばして左ハイへ。ランドヴェールは前蹴りを繰り出す。続いて右ミドルを蹴ったランドヴェールに対し、クラインも左ミドルを返して左ストレートを届かせる。テンカオで腹を抉ったクラインが組んでクリンチへ。

ランドヴェールが首相撲からヒザを返し、ポジションを入れ替える。首相撲からヒザを数発受けたクラインは離れて左ミドル、ランドヴェールが右ミドルを蹴る。位置取り争いともいえる戦いは、クラインのワンツーにランドヴェールが右フックを返す。クラインは跳びあがるような左ミドル、直後にランドヴェールが右ストレートを当てる。両者揃って、ミドルは爪先を上げて重心が浮くような蹴りだが、残り10秒で距離を詰めてパンチを纏めていったランドヴェールのラウンドとなったか。

2R、ワンツーから左ハイで前に出たクラインに対し、組んだランドヴェールがケージに押し込んで腹を殴る。首相撲にも左エルボーを打ち込んだクラインは、一度は押し込み返すも、すぐにランドヴェールが体を入れ替えワンツーを放って離れる。近い距離でワンツー、続いて左フックを入れたクラインは、それでも前に出て左を振るうランドヴェールに組んでいく。ランドヴェールはがぶってヒザを入れると、手をついて耐えるクレインにアナコンダをセットする。体を捻って頭を抜いたクラインは、スクランブルで胸を合わせる。

ランドヴェールがヒジを入れて離れると、左ハイをギリギリのところでかわし、スピニングバックエルボーにもクリンチ、左右のフックから右ミドルを打ち込む。ケージにクラインを押し込み、右フック、ヒザ蹴りから右ストレートと攻勢のランドヴェールは首相撲から右ヒザをボディに突き上げる。さらにダーティボクシング、ヒザ蹴り、パンチのコンビネーションでこの回も取った。

最終回、右の蹴りから右フックのランドヴェール、クレインも左フックを返す。両者、動きが落ちて手数が減るなか、クラインが左を当てる。ランドヴェールは右を入れてパンチを纏めると、テイクダウン狙いのクラインをがぶってケージに押し込む。座った状態のクラインの腹を殴ったランドヴェールが、再びアナコンダをセットしタップを奪った。


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