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【Polaris17】WNO欠場のクレイグ・ジョーンズが、苦悩のダヴィ・ハモスと対戦。CJJ王者スティールも

【写真】WNO Championships、出れんかったんか~いとどうしても思ってしまうクレイグの今大会出場だ (C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

9日(土・現地時間)、英国サウサンプトンのサンサウプトン・セントラル・ホールでPolaris17が開催される。ここ3 回、Polaris Squadsというチーム戦が続いたポラリスが昨年7月以来のワンマッチ大会を開く。

その大会もコロナ禍の影響でほぼ国内勢のGP形式、最低参加人数で実施されており、本格的な国際戦はコロナパンデミック以前の2019年11月大会以来、実に1年10カ月振りとなる。


そんな今大会のメインはクレイグ・ジョーンズが、ダヴィ・ハモスを相手にミドル級ノーギ王座防衛戦を戦う。WNOミドル級チャンピオンシップTの本命ながら、負傷欠場したクレイグが、2週間後の今大会の大トリを務める。

2018年12月のキーナン・コーネリアス戦(※結果はスプリット判定勝ち)以来のポラリス参戦となるミドル級とライトヘビー級王者クレイグは、コロナ禍では12戦をこなし、SUGでメイソン・ファウラーに2度OTに敗れただけで、本戦決着の戦いでは10連勝中だ。

対して、ハモスはこのところグラップリングとUFCで悪夢の5連敗中で厳しい状況にある。今回のクレイグ戦もMMAではライト級、グラップリングではウェルター級で戦うハモスにとって、ミドル級はしぼる必要がない体重だけでに、フィジカル面での優位性もない。しかも上になる戦いを身につけつつあるクレイグが相手となると、ハモスには非常に厳しい戦いになることが予想される。

(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

また今大会ではチェックマットからコディ・スティールがポラリス初参戦を果たす。

2019年コンバット柔術ウェルター級GPウィナーのスティールは、アンディ・ムラサキ&タイ・ルオトロという新世代に敗れるも、ここ2戦はエドウィン・ナジミ、フィリップ・ロウを相手に連勝中だ。

80キロキャッチウェイトというやや重めの体重で、ジェッド・ヒューを相手に得意のトップゲームを展開できるか──楽しみだ。

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