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【UFC266】期待どおり?の乱打戦は、ローラーがボディ攻撃からの右フックでディアスをマットに沈める

<ミドル級/5分5R>
ロビー・ローラー(米国)
Def.3R0分44秒 by TKO
ニック・ディアス(米国)

開始早々、右バックスピンキックを見せたディアス。ローラーはディアスを上から潰して、パンチを浴びせていく。明らかに動きが鈍いディアスに対し、ローラーがパンチで攻め立てる。ディアスはケージを背負いながら右ボディをヒット、ケージ中央に押し戻し、ワンツーを放っていく。オーソドックスにスイッチしたディアスの右ローは当たらず。サウスポーに戻ったディアスが右ボディを当てる。

ローラーの手数が減り、ディアスの左ストレートが伸びてローラーの顔面を被せる。ディアスの左ストレートと右フックをもらったローラーに対し、ディアスはパンチで攻めていく。コツコツ小さいパンチから右ボディ、ローラーは左ハイを繰り出すもディアスはブロック。ローラーもディアスにケージを背負わせるが、パンチをクリーンヒットさせることはできず、反対にディアスのショートパンチが当たる。

ケージを背にしてパンチを打ち返すディアスが、組み付く素振りを見せるも、ローラーはこれを突き放した。そして再びケージをディアスにケージを背負わせてパンチを連打。ラウンド終了直後、ディアスは疲労の表情を見せた。

2R、距離を詰めるローラーに対し、ディアスは左の前蹴り、そして右ハイ。ディアスをケージに詰めてローラーがパンチを左ヒジを連打すると、ディアスも押し返して打ち合いに臨む。ローラーの左ミドルがボディに突き刺さり、下がるディアス。ケージ際で打ち合う両者、ディアスがローラーの右側に回ってケージ際から脱出するが、すぐにローラーにケージへ詰められてしまう。

パンチとミドルでディアスを追い立てるローラー、ディアスも右のテンカオで迎え撃つが力はない。ディアスの右ボディを食らいながら、ローラーはショートの連打で攻め立てる。またもケージ中央に戻りながら、右ボディを当てるディアスだが、ローラーの前進を止めることはできない。手を止めないローラーに対し、ディアスは首相撲に持ち込むもヒザ蹴りはヒットせず。ケージ際に追い込んでローラーがパンチとヒジを連打する。

ローラーの左ストレート、右フックがヒット。ディアスも右フックを返す。ローラーがディアスをケージに詰めて、パンチを上下に打ち分け、ディアスがケージ際から脱出してラウンドを終えた。

3R、ディアスがボディとアッパーで攻め立てる。ローラーは右フックから左ボディへ。すぐにディアスがケージを背にし、そこにローラーがパンチで攻め立てる。ディアスが前に出てきたところにローラーの右フックがクリーンヒットし、ディアスがマットにヒザを着いた。ローラーはスタンド戦を要求したいのか、その場を離れたが、ディアスは右ヒザを抑えて立ち上がることができない。その様子を見て、レフェリーが試合をストップした。


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