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【Pancrase323】計量終了 ロッキー? ロッキー2?? とにかく新境地・川村、ネオブラTが見もの!!

【写真】計量からバンテージを巻いて、気合がはいるロッキー2。素手で殴る感覚をどうMMAで生かすか、楽しみだ(C)PANCRASE

明日12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrase323の計量が、本日11日(土)に新宿区の新宿サンエービル地下1階会議室で行われた。

メインでヒマラヤンこと中田大貴と対戦するRyoが、フェザー級のリミット65.8キロに対し、66.65キロでオーバーに。5ポンド以内の体重差のため、中田が対戦を受託しキャッチウェイト戦で実施されることとなった。


コ・メインでは4年振りのパンクラス出場となるロッキー川村なのか、川村亮なのか、はたまたロッキー川村2なのか……とにかく川村が荒井勇二と対戦する。

(C)GOKI

ボクシング&キックの印象が強い川村だが、ここ最近──同門の松嶋こよみのスパーリング相手を務めるうちに武術空手に興味を抱き、型、組手から空手の手ほどきを受けているという。

生涯武術の空手を習得するのは短期間では不可能だが、武術の理をMMAに生かすことは可能だ。打ち合い上等、拳で戦うことができる川村だからこそ、その理が生きる領域は多い。川村の打撃に、何か変化があるのか興味深い──Road to 内藤由良、負けられない一戦だ。

また6月に中川皓貴に競り勝った遠藤来生が、同じ関西勢の岩本達彦と対戦する。同階級でキャリア5戦目と4戦目の選手がメインで戦う今大会、岩本はRoad to ONE04で中田にKO負けを喫したものの遠藤とともにヘッドライナーに引けを取っているなど、思うわけがないだろう。それだけに明日の試合では両者とも、結果とインパクトを残すファイトを心掛けるに違いない。

また今大会の注目マッチは本戦だけでなく、ポストリムでも見られる。それがOne of DREAMERSの漆間將生✖高木凌のデビュー戦であり、さらにネオブラTのバンタム級準決&決勝も見逃せない。

特に柔術界で期待された風間敏臣と、DREAMERSの外敵として最終オーディションで現在はプロシューターの齋藤奨司を下した田嶋椋の準決勝は業界内での注目度も高い。それゆえに川北晏生✖小川準也も準決勝をクリアし、決勝で風間✖田嶋戦の勝者を喰う気概に溢れているだろう。ワンナイトTを慎重に戦略を駆使して勝ちあがるのか、あるいは勢いをもって駆けあがるのか──見ものだ。

■視聴方法(予定)
9月12日
午後1時40分~ TIGET LIVE
午後14時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase323計量結果

<ネオブラッドTバンタム級決勝/5分3R/5分3R>
TBA──
TBA──

<ミドル級/5分3R>
廣野雄大:83.45キロ
佐藤龍汰朗:82.75キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
中野剛貴:65.1キロ

<フェザー級/5分3R>
高木凌:65.85キロ
漆間將生:65.45キロ

<ネオブラッドTストロー級準決勝/5分3R>
大塚智貴:52.55キロ
朝日向大貴:52.15キロ

<ネオブラッドTバンタム級準決勝/5分3R>
田嶋椋:61.0キロ
風間敏臣:60.75キロ

<ネオブラッドTバンタム級準決勝/5分3R>
川北晏生:61.05キロ
小川準也:61.35キロ

<フェザー級/5分3R>
中田大貴:65.55キロ
Ryo:66.65キロ

<ミドル級/5分3R>
ロッキー川村2:83.75キロ
荒井勇二:83.25キロ

<ライト級/5分3R>
林源平: 70.1キロ
葛西和希:70.35キロ

<ウェルター級/5分3R>
高木健太:77.3キロ
木下憂朔:77.1キロ

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑:65.55キロ
三宅輝砂:65.95キロ

<フェザー級/5分3R>
岩本達彦:65.85キロ
遠藤来生:65.4キロ

<バンタム級/5分3R>
TSUNE:61.35キロ
平田丈二:61.65キロ

<フライ級/5分3R>
聡-S DATE:56.85キロ
桐山康平:56.9キロ

<ミドル級/5分3R>
内藤由良:83.6キロ
渡部拓馬:82.65キロ

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