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【EXFIGHT01】左ストレートのカウンター一閃、16歳・鈴木崇矢が長野将大にKO勝ちで大会MVPを獲得

【写真】この勝利、この勝ち方は見る者全ての予想を超えたモノだっただろう(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分2R>
鈴木崇矢(日本)
Def.1R2分43秒 by KO
長野将大(日本)

ともにサウスポー、長野が距離を詰めるが、鈴木はバックステップで距離をつくる。長野はワンツー、鈴木が距離を詰めてくるとフックで迎え撃つ。距離が近くなったところで、右ジャブと左ストレートを当てた鈴木は、相手が入ってくるところに左を入れるも、長野も前に出てパンチを振るう。

長野の右ミドルをキャッチした鈴木は左ストレートを入れ、さらに長野のシングルをケージ際でカットする。

右フックの打ち終わりに組みついた長野だが、鈴木は振り払いケージ中央へ。「レスリングでも負けてないぞ」──というEXFIGHTのチームメイトである中村倫也の声が場内に響く。ここから組みを続けられなかった影響か、それともMMAファイターとしての意地か、引き込んでも良いと思われた長野が立ち勝負にこだわるようになる。次第に鈴木のプレッシャーが強くなり、前に出てきた長野と打ち合う。

そして長野の左ストレートに対して、左のカウンターをクリーンヒット。長野は失神し、鈴木のKO勝ちとなった。

鈴木はこのKO勝利で、大会MVPを獲得。「最初はメインイベントと聞いて緊張していたけど、KOで締められてよかったです。僕はUFCチャンピオンになります」とコメントした。

来年春のLD主催大会へ向け、EXFIGHT02=次回大会は10月30日に開催が予定されていることが、イベント終了後に髙谷裕之から発表された。


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