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【BRAVE CF53】カーフで足を負傷?! マルチンスが急遽出場&体重オーバーのエスカラエフのRNCに下る

<75.2キロ契約/5分3R>
オルジャス・エスカラエフ(カザフスタン)
Def.2R2分49秒by RNC
ルカス・マルチンス(ブラジル)

4日前のオファーを受けたエスカラエフに対し、元BRAVE CFライト級王者マルチンスが右カーフを蹴る。外を取り、右カーフを続けるマルチンスに対し、エスカラエフはチェックをしていない。マルチンスはサウスポーのエスカラエフの右足を蹴り、右ミドルへ。エスカラエフも左ミドルハイから左ストレートを返し、右ジャブを伸ばす。マルチンスは右カードを続け、左オーバーハンドとジャブをヘッドスリップでかわしてダブルレッグ&小外掛けでテイクダウンを決める。

ハーフから肩固め狙いのマルチンス、そのワキをエスカラエフが潜ってバックを伺う。ここでマルチンスは胸を合わせて離れると、ついに右カーフでエスカラエフが姿勢を乱す。前足を蹴られながら前に出たエスカラエフだが、初回はマルチンスのラウンドとなった。

2R、左ストレートをヒットさせたエスカラエフはシングルレッグを切るが、ケージに押し込まれる。あれだけカーフを効かせているマルチンスは、テイクダウンに拘り小外刈で倒す。スクランブルでバックに回ったマルチンスが、ワンフック。これを解いて、正対する。エスカラエフは小手投げでテイクダウンこそ決められなかったが、離れることに成功する。

マルチンスのパンチをヘッドスリップでかわしたエスカラエフが、左をヒットさせる。カーフを蹴らなくなったマルチンス、これは足をヤッたか……。直後に組み際に、左アッパー気味のフックを受けたマルチンスは、前方にバランスを崩す。すかさずバックに回ったエスカラエフが、足をフックというよりも正座状態のマルチンスを跨ぐ形で、スタンドのRNCを極めタップを奪った。

やはり右足を負傷していたようでマルチンスは、氷で足首を冷やしている。それでもマルチンスはしっかりと勝者を称えスポーツマンシップを見せていたが、4日前の対戦相手変更&計量ミスという状況での敗北は気の毒でもあった。


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