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【BRAVE CF53】アクメド・マゴメドフ、ゴツゴツとしたレスリングとパウンドでアスカノフに判定勝ち

<68キロ契約/5分3R>
アクメド・マゴメドフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
イリャ・アスカノフ(カザフスタン)

ダゲスタン出身、バーレーンのKHK所属のマゴメドフはキャリア7勝0敗の新鋭だ。対するアスカノフは9勝3敗のファイターだ。右前蹴りから左ミドルを蹴るマゴメドフが、左リードフックを振るう。アスカノフも左フック、さらに距離を詰めて右を伸ばす。テイクダウン狙いから、アッパーを打ったマゴメドフが左フックを入れ、右ストレートからダブルレッグを決める。ケージを背負ってバタフライガードのアスカノフだが、右足を抜かれ、右の想いパンチを落とされる。

それでケージを背、右を差して立ち上がったアスカノフはヒザの蹴り合いから、ケージに押し込まれ大内刈りを耐える。マゴメドフは両ワキを差し、もう一度ダブルレッグへ。ここからバックに回り、前方にアスカノフを崩したマゴメドフはワンフックで殴る。アスカノフはバックを譲り切らず、初回が終了した。

2R、左フックを伸ばしたアスカノフはマゴメドフのダブルレッグを切り、左フックをダッキングでかわす。アスカノフは右オーバーハンドからシングルへ。初回と逆の展開も、アスカノフはテイクダウンを奪えず、マゴメドフはシングルからボディロック──さらに首相撲に移行してヒザを顔面に蹴り上げる。アスカノフもダブルレッグからシングルに切り替え、ボディロックへ。ウィザーのマゴメドフはバックを譲らす、いなして離れる。マゴメドフは左フックを振るって前に出ると、

組んでケージにアスカノフを押し込みダーティーボクシングから右腕を差してテイクダウンを決める。左のパンチをハーフで落としたマゴメドフが、ゴツゴツとしたパウンドを続け、キムラでパス防御をするアスカノフにエルボーを入れる。アスカノフは左腕を差しても、スクランブルに持ち込めず左のパンチを歌荒れて時間を迎えた。

最終回、大量の鼻血を流すアスカノフが右を伸ばすが、アスカノフはダブルレッグへ。これを切ったアスカノフだが、ケージに押し込まれる。倒れず右フックを打ったアスカノフは、シングルにギロチンをセットして引き込む。かなりタイトに見えたが、ケージがあり窮屈な姿勢で極めきれない。やがて頭を抜いたマゴメドフがハーフで抑え、アスカノフにシャオリン・スイープを潰し、スクランブルでバックに回る。ここからマゴメドフが、カカトを払ってテイクダウンを狙う。

アスカノフは懸命に耐えるが尻もちをついた状態になり、ボディにヒザを受ける。バックに回られないように、アスカノフが尻もち状態からシングルへ。マゴメドフはこれも潰し、左のパンチでアスカノフを殴り続ける。立ち上がったアスカノフのバックを取り続けタイムアップを迎えた。ゴツゴツとしたレスリング、パウンドでマゴメドフがフルマークの判定勝ちを手にした。


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