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【PFL2021#07】マルチネスの左ジャブを寄せ付けず、TDで勝ったラジャポフが判定勝利で決勝進出

<ライト級準決勝/5分3R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

ラジャポフが左フックから距離を詰めて、組み付きマルチネスをケージに押し込む。右腕を差し込んでテイクダウンを防ぐマルチネスは、さらに左腕も差し込んだ。ラじゃp府は離れてから、再び前に出る。マルチネスはサークリングしながら左ジャブを突くも、ラジャポフの突進を止められず。組み付いたラジャポフがダブルレッグでテイクダウンを奪う。

足を利かせて距離を作ったマルチネスが起き上がると、体を起こして再び組み付いたラジャポフがボディロックでケージに押し込む。ケージを這うようにしてマルチネスは離れる。

ケージ中央で左ジャブを突くマルチネスに対し、ラジャポフの放った左ジャブがマルチネスの下腹部を捉える。再開後、ラジャポフはマルチネスをケージに押し込みながら、左腕を差し込む。マルチネスは内股を見せるが決まらない。しかしマルチネスは体勢を入れ替えて、反対にラジャポフをケージに押し込む。

ここで倒せないとみるや離れたマルチネス。ケージ中央で打ち合う両者だったが、ラジャポフの左フックがヒットし、マルチネスがグラついた。右フックを連打しながら前に出るラジャポフ。マルチネスが顔面から流血が見られる。

2R、マルチネスの右前蹴りからスタート。ラジャポフのフックがヒットするが、マルチネスも左ジャブを返す。ラジャポフのテイクダウンをカットしたマルチネスはサークリングするも、ラジャポフは組み付きボディロックでテイクダウンを試みる。グラウンドに持ち込んだラジャポフはバックコントロールへ。立ち上がったマルチネスを引き倒すが、マルチネスもすぐに立ち上がる。

反対にラジャポフをケージに押し込んだマルチネスが、ボディロックからラジャポフに尻もちを着かせる。立ち上がるもケージに押し込まれ続けるラジャポフ。マルチネスはシングルに切り替えるも倒せず。離れたマルチネスは左ミドルのフェイントを見せるが、打ち終わりにラジャポフが右ローを当てて、マルチネスはマットに背中を着いてしまう。

すぐさまトップを奪ったラジャポフは、サイドへ移行するもマルチネスは亀になる。するとラジャポフがRNCを仕掛けるが、反転して逃れたマルチネスは立ち上がり、ラジャポフをケージに押し込む。離れたマルチネスに対してテイクダウンを狙うラジャポフだったが、マルチネスはスプロールして、スタンドの打撃戦で2Rを終えた。

最終R、プレッシャーをかけるマルチネス。ラジャポフも右ローから距離を詰める。組み付かれても離れたマルチネスは右前蹴りでラジャポフをケージに追い込んだ。戻ってケージ中央で蹴りを見せ合う両者。距離が近くなると、マルチネスのパンチとヒジをかわしたラジャポフが組み付き、ボディロックからマルチネスに尻もちを着かせた。

上半身を起こすマルチネスを、ケージに押し込んでいくラジャポフ。マルチネスはハーフガードから回転して抜け出そうとするも、ラジャポフにバックを奪われてしまう。立ち上がるマルチネスのバックからラジャポフは離れず、足をかけて再びグラウンドへ。マルチネスが立ち上がるたびにラジャポフがグラウンドへ引き戻す。

ここでマルチネスは前転してトップを奪うが、ラジャポフもすぐに切り返す。一旦ガブって立ち上がりかけたマルチネスだったが、またもラジャポフにグラウンドへ引きづりこまれてしまう。ケージ際へ持ち込まれたマルチネスだったが、ここでギロチンを仕掛けて、そのままグラウンドでもトップを奪う。スタンドに戻っても最後はマルチネスがラジャポフのダブルをカットした。

判定は、ジャッジ2人がフルマークをつける内容で、ラジャポフがユナニマスで勝利した。


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