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【UFC ESPN26】ホドウフォ、ジャブで試合をリードし最後は見事なバック奪取でRNC極める

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)
Def.3R1分54秒by RNC
ダスティン・ストーツフス(米国)

左ジャブを当てたホドウフォが、間合を図りながらワンツーで右をヒット。ストーツフスもワンツーを返し、ローを蹴る。ホドルフォはジャブから右ストレートという動きを続け、ストーツフスのジャブに右クロスを打っていく。直後にワンツーを当てたホドウフォは、右ローを蹴って左ジャブ、2分間組まずに戦う。ホドウフォはストーツフスの前進に左を当て、サークリングで間合いを外す。

ケージを背負ったホドウフォに対し、ストーツフスが後ろ回し蹴り。ホドウフォは中央を取り返し左ジャブを断続的に当て、ストーツフスはボディフックのコンビを繰り出す。それでもジャブでリードするホドウフォは、組んで疲弊することを避けての打撃戦か。ストーツフスが後ろ回し蹴りを放ち、回るホドウフォは最後に跳びヒザでケージに詰まりテイクダウン狙いから、下に。直後にラウンド終了となったが、ホドウフォのこの選択もまた疲れそうな展開だった。

2R開始直後に真っすぐ飛び込み、ダブルレッグでテイクダウンを取ったホドウフォが、スクランブルでバックに回る。クラッチを剥がしたストーツフスが向き合うと、ホドウフォは離れる。ストーツフスがワンツー、ホドウフォがジャブを当てる。ガードの上から左ハイを見せたストーツフスは、ジャブを被弾し続けシングルレッグへ。

ホドウフォは簡単に切り、ジャブ&サークリングを繰り返す。右を入れた直後に、右を被弾して組んでいったホドルフォに対し、ストーツフスがヒザを見舞う。ストーツフスは続いてワンツー、そして右をヒットさせる。ホドウフォはこの後もジャブを伸ばし、ダブルレッグを切り、ストーツフスをケージに押し込んだところで時間となった。

最終回、ホドウフォがここもダブルレッグでテイクダウンを決め、ハーフで抑える。スクランブルで背中を伺い、落とされたホドウフォが立ち上がりながらダブルレッグでストーツフスをケージに詰めて倒す。パンチを入れ、ストーツフスのシングルにバックに飛び乗ったホドウフォは、パームトゥパームでRNCに入りながら寝技に持ち込み直ちにタップを奪った。

再起戦で勝利したホドウフォは「今回はすぐにテイクダウンを狙わず、基本を大切に戦った。柔術ではよりリラックスして戦えるけど、MMAでも落ち着いて戦えた」と話した。


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