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【Gladiator014】豪快スラムも八木敬志、井上啓太の内ヒールに一本負け

【写真】サドル&内ヒールで井上が八木から一本勝ちした(C)MMAPLANET

27日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR014が開催された。レビュー第1弾は格闘DREAMERS出演、八木敬志が競技柔術とMMAの二刀流で活躍する井上啓太の一戦の模様をお伝えしたい。

<ウェルター級/5分2R>
井上啓太(日本)
Def.1R1分46秒 by ヒールフック
八木敬志(日本)

右ハイ、左ローと蹴りからスタートを切った八木が、スピニングバックキックを井上の腹に当て、続いて右ボディストレートを入れる。

組んでボディロックからベリートゥベリーの要領で持ち上げ、途中でクラッチを解いて投げ捨てる。下になった井上は高い位置でクローズドガードを取ると、足をすくっていく。

八木は前方に走り抜けるようにとられた左足を抜きにかかる。

井上は足を放さず、八木が正面をサドルを創る。ここで八木が立ち上がり、井上は殴られないよう外掛けしていた右足を伸ばし、梃子の要領で尻もちをつかせる。

すぐに上体を起こした八木は、反転して足を抜こうとする。しかし、抜けないとみるや八木はまたも正対し、足のロックを解こうと試みる。

そして立ち上がると、井上は手首を掴み、足を効かせる。

覆いかぶさり右のパンチを放つ八木に対し、井上は深く入ってサドルをセットする。

八木を浮かして、背中をつかせた井上は同時に自らも仰向けでサドルを完成させ、伸びた左足を内ヒールでひねり一本勝ちを決めた。

今回は当日計量のウェルター級だが、井上が今後ライト級で寝技MMAを展開していけるか、楽しみだ。


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