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【Bellator260】凄まじいペースで11分30秒間攻め続けたアーロン・ピコがアナコンダでリーを下す

【写真】テイクダウンを織り交ぜ、その前後でもリーを圧倒したピコ。再びトップ戦線に絡む時がやってきた(C)BELLATOR

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
Def.3R1分33秒by アナコンダチョーク
エイデン・リー(英国)

長身のリーが左ミドルハイを続ける。左フックにシングルレッグを合わせたピコが、テイクダウン。すぐにスクランブルから立ち上がったリーはワンツーに真っすぐ下がり、左を見せてからのシングルで2度目のテイクダウンを許す。ハーフで抑えたピコは、足を抜きながら立ち上がったリーをケージに押し込む。

離れたリーに今度はダブルレッグを決めたピコが、ハーフでエルボーを落とす。ここも立ちあがって離れたリーは、左ストレートにボディロックテイクダウンを許し、2分半で4度目のテイクダウンを奪われる。立ち上がらせては倒すピコは、ダブルレッグを合わせると、スクランブルでアナコンダチョークへ。腹ばいになって耐えるリーのバックにピコが回ったが、前転からスタンドへ逃げられた。

リーはケージキックで距離を詰めるが、6度目のテイクダウンを奪われる。立ち上がってパウンドを落としたピコは、エルボーから左のパンチを纏めると、再びスクランブルでアナコンダ、そしてバックに回る。今度は前転についていったピコは、クローズドガードのリーにエルボーを打ちつける。

左目の周囲をカットしたリーから、ステップオーバー腕十字。

腕を抜かれ、リーが足を戻したところでストレートフットロックからヒールの形も、ピコは力を入れずラウンド終了を迎えた。

2R、ワンツーに左ジャブを受けたピコが、ここもテイクダウンを決めてサイドで抑える。リーが足を戻し、バタフライガードを取る。ピコは腰が浮いた状態でエルボーを打ちつけ、鉄槌へ。パスからヘッドロック、立ち上がったリーに左ボディフックを入れ、直後にテイクダウンへ。さすがに削られ、背中をつける時間が増えたリーが正対すると、ピコはしっかりとアナコンダをセットする。ここも亀になり、バックを譲って前転でガードに戻すリーだが、ピコは即パスから背中を見せたリーのバックへ。前転で逃れ、クローズドを取ったリーを攻め続けるピコのペースが凄まじい。

立ち上がり、パンチを入れたピコは残り20秒でマウントを奪取。リーも足を戻し、攻められ続けるなかでサバイブに成功した。

最終回、キャリア初の3Rを戦うピコは後ろ回し蹴り、左ハイを見切り右ストレート。左ボディフックを入れて、ダブルレッグを決める。パウンドを纏め、立ち上がったピコはダブルレッグを切り、亀からガードを取ったリーをパス。

スクランブルでがぶり、ボディにパンチを入れてサイドバックへ。ワキ腹にヒザを痛打するピコは、またもアナコンダへ。

ついにリーがタップし、11分30秒攻め続けたピコが一本勝ちを手にした。

「エイデン・リーに感謝している。彼はウォリアーだ。ケガもないし、来月も戦うことができる。アルバカーキーは素晴らしい場所だよ。心はカリフォルニアあるけど、ジムとジム以外でもアルバカーキーは最高だ。次? トップ10の誰とでも戦う。準備はできている。でも、今日はKOできなくてゴメン」と試合と同じくハイペースで話した。


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