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【Bellator259】アレクサンデル・シャブリー、強力な圧でアルフィー・デイビスを完封

【写真】左リードフックやクロスの圧力が半端なかったシャブリー。ライト級トップ戦線でどのような活躍ができるか(C)BELLATOR

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アルフィー・デイヴィス(英国)

まず左ローを蹴ったデイヴィス、間合いを図るシャブリーが右ローを2発返す。サウスポー基調のスイッチヒッターのデイヴィスが右ジャブを伸ばすも、シャブリーのフックが鋭い。ケージを背負って回りつつ左フック、左ミドルを入れたデイヴィスだが、ワンツーフックを被弾する。左回りのデイヴィスに右ローを入れたシャブリーは左ミドルをブロックして右から左を伸ばす。デイヴィスもワンツーから左ハイも、シャブリーが右ローを蹴って組みつく。

左ヒザを突き上げたシャブリーは自ら離れると、デイヴィスの左ハイをブロック。続く後ろ回し蹴りのタイミングで距離を詰めてテイクダウンを奪い初回を取った。

2R、デイヴィスはオーソに構え左ハイからスイッチ、サウスポーで左ローを蹴る。再び左手前にしも右ローを蹴ったシャブリーが、構えに関係なく前足を削っていく。デイヴィスの左フックに左ジャブを当て、強烈な右ローを入れたシャブリーに対し、一瞬のスイッチからデイヴィスが左ミドル、左ストレートを当てる。

シャブリーは飛び込んで右ストレートを当て、飛び込みに左は左を合わせる。この一発で左目をカットし流血に見舞われたデイヴィスは、ローのタイミングで右を打たれ、続いて右ローを決められると、能動的でなくスイッチを強いられる。その後も右を被弾し、鋭いスピニングバックキックもかわされたデイヴィスは、左ストレートに右を合わされ厳しい展開に。デイヴィスはオーソで構えると左ローを受けてダメージを重ね、シャブリーは後ろ回し蹴りで右のカカトを側頭部に届かせる。得意技を極められデイヴィスは意地のカカト落としを繰り出し、ラウンド終了となった。

最終回前にドクターチェックを受けたデイヴィスは、問題なく再開に応じる。変わらずローで前足を削り、左ミドルに右ストレートを当てたシャブリーはワンツー。右フックを当てたデイヴィスが左ミドルを決める。シャブリーは左ハイをブロックして、左フックのカウンターに続いて、前に出てワンツーを決める。左ミドルはキャッチされたが、右ストレート&左フックのワンツーをヒットさせたシャブリーは、右フックからローを蹴る。

残り2分、左ストレートで前に出たデイヴィスにダブルレッグを決めたシャブリーは、トップから右エルボーを打ちつける。ハーフバタフライのデイヴィスは両ワキを差すが、スイープは決めることができず下のままで時間が過ぎる。シャブリーは腰を上げてパウンド、デイヴィスはクローズドに戻したがサブミッションの仕掛けがなくタイムアップに。

シャブリーはビッグKOこそなかったが、完全に試合を支配しフルマークの判定勝ちを決めた。


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