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【UFC262】スイッチ&パンチがクリーンヒット、TDまで奪ったボントリンがシュネルに判定3-0で勝利

<137ポンド契約/5分3R>
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
マット・シュネル(米国)

距離を詰めるシュネルが、ボントリンにケージを背負わせて左ミドル。ボントリンが中に入ってくると、パンチで迎え撃つ。ケージ中央に戻り、シュネルがワンツーを放つ。そして左ボディストレート。ボントリンは左ローを返す。ボントリンが左フックを放つと、左右の連打を繰り出すシュネルだが、クリーンヒットはない。それでもシュネルはプレッシャーをかけていく。

シュネルの左ミドルをブロックしたボントリンが、今度はプレッシャーをかけ始めた。しかしポジションを入れ替えたシュネルがワンツーを放ち、そのままボントリンにケージを背負わせる。低い体勢から左右のパンチを伸ばすボントリン。足払いでシュネルのバランスを崩す。ボントリンは組み付き、首相撲を狙うが、これはシュネルが引き離した。

ラウンド残り1分を切ったところで、ボントリンが右を2発ヒット。残り30秒のところでサウスポーにスイッチしたボントリンは、シュネルに的を絞らせずに1Rを終えた。

2R、開始早々からスイッチしたボントリンに右ハイを当てるシュネル。ボントリンはオーソドックスに戻して右ロー。シュネルはワンツーを伸ばすが、ボントリンはこれをバックステップでかわす。中に入ってくるシュネルに、左フックを当てたボントリン。シュネルのパンチをブロックしながら、プレッシャーをかける。ボントリンはシュネルのフェイントに反応しながら、そのまま距離を詰めていく。

シュネルは右ストレートから左フック。しかしボントリンは構わず距離を詰める。近づいたところで左フック。シュネルも左ジャブを当てて距離を取る。シュネルのいきなりの右がヒット。ボントリンはサウスポーにスイッチし、左を伸ばす。オーソドックスに戻したボントリン、終盤にサウスポーに戻しながらの左ストレートがクリーンヒット。一瞬シュネルがグラつく。終盤、やや手数が少なくなった両者に観客はブーイング。ボントリンは中に入ってくるシュネルに右ヒザを狙ったが、これは当たらなかった。

最終R、距離を詰めるボントリンに左右のパンチを振るうシュネルだが、クリーンヒットはない。しかしボントリンの動きに合わせる左ジャブと右クロスは、相手の顔面を捉える。大きく足を使って距離を取り始めたシュネル。ボントリンはその相手を右ローで追いながら、距離を詰めてパンチを繰り出す。さらに組み付いて首相撲を狙うが、これを引きはがすシュネル。

至近距離でのパンチでは上回るボントリンは、またもサウスポーにスイッチしながらの左を当てて、シュネルを下がらせる。そしてケージ際でラッシュし、ボディクラッチからテイクダウンに成功する。シュネルは左目じりから出血が見られる。ボントリンは担ぎからパスガードに成功し、サイドへ。シュネルの顔面に左ヒジを落としながら、相手が体勢を入れ替えようとしたところで、シングルバックをキープ。シュネルの顔面にパンチを当てる。最後はサイドに戻り、試合終了のブザーを聞いた。

判定は2者のジャッジがフルマークをつけて、ボントリンの勝利を支持した。


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