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【ONE TNT01】何と──全米プライムタイム進出の肝、エディ・アルバレスが後頭部への攻撃で反則負け

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ユーリ・ラピクス(モルドバ)
DQ 1R by illegal atack
エディ・アルバレス(米国)

ラピクスの左ロー、右オーバーハンドをかわしたアルバレス。互いに右ローを蹴り、アルバレスがダブルレッグでテイクダウンを決める。両足を跨いで、ケージを背負うラピクスに右のパンチを入れると、レフェリーが後頭部だとブレイクを命じる。

耳の後ろにパンチを当たっていたが、レフェリーはブレイクが遅く嫌がって上を向いたラピクスが顔面に鉄槌を受け余分な攻撃を受ける。仰向けのまま横たわるラピクス、これは米国プライムタイム中継のスタートとして、最悪の展開に。

すぐにリッチ・フランクリンが、実況のマイケル・シャベロに状況を説明するシーンが流される。アルバレスにレッドカードが与えられ、反則負けに。何とも言えない空気に支配され、最注目の一戦は終わった。

試合後のインタビューでアルバレスは「手でかばっていた周囲を殴ったし、耳の回りはリーガルだと思っていた。レフェリーの注意の声を聞いて、上を向いたところを殴ったんだ。このゲームは危険だ。ユーリに問題ないことを願っている。でも、僕は生き残ろうとしたんだ。ファンに謝りたい。僕らはケージに居たんだ。そこは分かって欲しい」と話した。


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