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【3CG06】GSを逆手に取ったSUG王者ファウラー、ポイントでなくワンアームRNCでヒバマーを極める

<3CG GP準々決勝/7分1R>
メイソン・ファウラー(米国)
Def.OTGS 2分20秒by RNC
マニュエル・ヒバマー(ブラジル)

すぐに引き込んだヒバマー、ファウラーが立ち上がりスタンドに戻る。ヒバマーがシングルレッグへ、キムラクラッチもバランスを崩したファウラーは下になる2Pを献上する。起き上りながらダブルに出たファウラーに対し、ヒバマーが得意のギロチンへ。すぐに頭を抜き、シングルに切り替えたファウラーだったが、ここで場外になる。

この試合も立ちレスが続くが、仕掛けは多い。ファウラーのダブルを切ったヒバマーは、アームドラッグからのシングルを切る。アグレッシブなファウラーだが、ポイントではリードを許しており、このままではOTでのイニシアチブが取れない。

の子凝り3分を切り、ヒバマーのシングルを切ったファウラーががぶる。ここでヒバマーが引き込み、テイクダウンPは入らないと思われたが、ジャッジはテイクダウンを認め同点に。

ファウラーがニースライスを仕掛け、ヒバマーは肩を押して立ち上がると──見せつつ、もう一度ガードを取り直す。ヒバマーのシングルを切り、スタンドに誘ってテイクダウン=リバーサルを狙ったファウラーだが場外に。残り90秒、引き込んだヒバマーは防御に徹し、途中でアイポークがあったとアピールする。その後もヒバマーのシッティングが続き、延長のポジションはヒバマーに与えられる。

ここで、ファウラーの同点じゃないかというアピールに、ジャッジが優位だった選手を選ぶと──結局にヒバマーに。首をかしげるファウラーは、ここもニースライスを仕掛けるが上の人間はGSでは不利は否めない。

下から足をとりにいき、届かないと寝転び直すヒバマーに対し、ファウラーはフラストレーションがたまる。と、シッティングから両ヒザ立ちになったヒバマーが足を触りにいく。その刹那、ファウラーはスプロールしてバックへ。ヒバマーの前転についていったファウラーは、足をフックさせにいく。

ヒバマーは太腿を押しポイントを許さまいと防御するが、ファウラーはフックよりもがら空きになった喉下に右腕を滑り込ませる。左手はワキを取っている状態、グリップすることなくワンアームでRNCを極めタップを奪った。ゴールデンスコアを逆手にとったようなSUG王者の見事な一本勝ちだ。


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