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【F2W167】ハイサム・リダ、ノンゾ・エヴィディを攻め続け3-0で完勝。上位との対戦が見たい

20日(土・現地時間)、プロ柔術大会Fight to Win 167がテキサス州オースチンで開催された。

ここでは盟友デヴィッド・ガルモとともに2度目のF2W参戦となったハイサム・リダと、地元オースチン在住のノンゾ・エヴィディの一戦の模様をお伝えしたい。

<ノーギ/7分1R>
ハイサム・リダ(ガーナ)
Def. 3-0
ノンゾ・エヴィディ(米国)

上背で上回るハイサムは頭の後ろをとりつつ、アームドラッグを仕掛ける。反応したエヴィディと立ちレスの展開が続き、右腕を差してきたエヴィディに対しハイサムがジャンピングガ―ドから、下になり足を絡ませて後方回転。そのままの流れでエヴィディが立ち上がり、ハイサムも続く。

残り4分30秒でハイサムが座り、クローズドガードを取る。腰を切って腕十字のハイサムだが、エヴィディが腕を抜き胸も張って三角への移行も防ぐ。ならばとヒップスローでリバーサルに成功したハイサムはワンフックから両足をフックして絞めを狙う。ワンフックに切り替えたハイサムに対し、エヴィディは手首を掴んで絞めを防ぎ、亀の態勢に。

腕十字に移行したハイサムが、スパイダーウェブの形に。ハイサムはエヴィディの右腕を蹴って左腕を伸ばしに掛かる。正対して防いだエヴィディ、最後の1分を迎え両者がスタンドに戻る。クリンチに来たエヴィディを内股で投げたハイサムは、トップゲームでも足を捌いてストレートフットロックから外ヒールへ。エヴィディがロールして逃げたところでたタイムアップに。スイープ、サブミッションの仕掛けと攻め続けたハイサムがジャッジ3票を得てF2Wで2連勝となった。地元枠的な相手に圧倒的な勝利を挙げたハイサム、次戦はもっと名前のあるグラップラーとの対戦が見たい。


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