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【BRAVE CF47】メインでライト級挑戦者決定戦=クバチニエフ✖ロランド・ディ。スイスと韓国の無敗対決も

【写真】フック系でないストレート系を得意とするレスラー、キルギスはこういうタイプの選手も少なくない(C)BRAVE CF

BRAVE CFが3月から4月にかけて開催するバーレーン4週連続イベント、その第1週となる3月11日(木・現地時間)=BRAVE CF47「Asian Domination」のメインイベントを17日(水・同)に発表している。

コンバット・キングダムMMA月間第一弾のメインはライト級挑戦者決定戦=アブディサラム・クバチニエフ✖ロランド・ディに決まった。この一戦の勝者がBRAVE CFライト級王者アミン・アユブへの挑戦権を獲得する。


一方、マニー・パッキャオ以前のフィリピン・ボクシング界の国民的ヒーローであるロランド・ナパレッティを父に持つディ。

PXCバンタム級コンテンダーからフェザー級に階級を上げ、松嶋こよみを23秒でKOしているハードパンチャーだ。

BRAVEで1試合=NCで戦い、UFCにステップアップを果たしたディだが、石原夜叉坊戦を含め1勝3敗と結果は残せずリリースの憂き目に。その後は中東をターゲットとして、UAE WarriorsとBRAVEを行き来し前者ではフェザー級王座に挑戦も敗れている。

昨年9月と11月のBRAVE参戦ではライト級で戦い、減量の少ない階級がフィットしていたのか11月にはライト級チャレンジャー候補のジョン・ブレウィンを倒し、今回の挑戦者決定戦で戦う権利を得た。

リーチの長いクバチニエフがジャブとストレートで封じ込むのか、そこを上回る踏み込みとオーバーハンドをディが打ち込むことができるのか。総合力ではクバチニエフといえる一戦──果たして。

また、この日は韓国とスイスのフェザー級無敗対決が組まれることも18日(木・同)に明らかとなっている。TOP FCからDouble GFCと韓国の実力派パリーグで力をつけ、BRAVEでは現在2連勝中のキム・テキュンが、同じ7勝0敗のスイス人フセイン・カジマゴマエフと戦う。

カジマゴマエフはアマチュアと通算すると25連勝中、プロでも全てフィニッシュ勝利というアグレッシブなボクシング・レスラーだ。キム・テキュンとしては、韓国MMAの軸であるスプロール&ストライキングで削っていきたい。

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