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【F2W161】ハイサム・リダ、初陣でUFCファイターのブランダン・アレンに快勝。アレンも頑強な守り見せる

22日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのフォー・アンバサダーズ・ビルディングにてグラップリングイベントFight 2 Win(F2W)161が行われた。

コロナ禍にもかかわらずシーンを盛り上げた同大会レポート第2回は米国に旅立ったハイサム・リダが元LFAミドル級王者でUFCのブランダン・アレンと対戦した試合の模様をお伝えしたい。

<ノーギ/7分1R>
ハイサム・リダ(ガーナ)
Def. by 判定3-0
ブレンダン・アレン(米国)

リダ・アイザックとコールされたハイサム。アレンがダブルレッグを決めてトップを取るとハイサムはクローズドガードへ。腰を切って腕十字のハイサムは腕を抜かれると、足関節狙いからのスクランブルで上を取り、パスからニーインベリー。さらにワキをすくって腕関節を仕掛けつつバックへ。亀になり前方にハイサムを落としていくアレンは、腕十字を防ぎトップへ。

ハイサムは再びクローズドガードをセットし立ち上がったアレンの足をすくっていく。続いてアレンの左手首を両手で掴み、腰を切ったハイサムだが、すぐに正対して四の字に下から組む。ガードの中で仕掛けの無いアレンは。立ち上がろうとするも、ハイサムは足をすくい腰を押してスイープを狙う。アレはヒザをつき、もう一度立ち上がると離れてパスへ。

足をきかせ、クローズドを取ったハイサムは正面から首を抱えられスラムされると同時に足関節を取りに行き、そのままリバーサル──トップへ。アレンの50/50を抜けたハイサムが、スクランブルのアレンのバックに回るや、そのまま前方に回りながら腕十字に移行する。アレンがクラッチして耐え、タイムアップも終始攻め続けたハイサムが判定勝ちを収めた。

見事にF2W初陣で快勝したハイサム、と同時に守勢ながらもアイザックに取らせなかったアレン──米国MMAファイターのグラップリングの強さを見た想いもした。


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