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【UFC ESPN20】ヒザ固めを防いだオマリ・アクメドフが、トム・ブリーズをマウントから肩固めで破る

【写真】初回のパウンドの連打は切り抜けたブリーズだったが……(C)Zuffa/UFC

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
Def.2R1分41秒by 肩固め
トム・ブリーズ(英国)

サウスポーのブリーズに右ローを蹴ったアクメドフ。さらに右フックを放つと、ブリーズが左ストレートを返す。アクメドフのダブルレッグにギロチンを合わせたブリーズだが、頭を抜かれハーフでトップを許す。鉄槌を入れるアクメドフはエルボーに切り替え、ブリーズに足を戻させない。ニーシールドからクローズを取ったブリーズが下からエルボー、アクメドフもパンチを落とす。

腕十字狙いに強烈な勢いでパウンドを入れるアクメドフが、立ち上がってさらにパンチの勢いを増していく。頭を抱えるシーンもあったブリーズは、シングルをスプロールされ背中をつけて再びハーフからパンチを被弾する。鉄槌がアゴに当たったブリーズだが、蹴り上げからスタンドへ戻る。すぐに組んだアクメドフは、キムラを潰してトップを取り、ヒールも防ぐ。ブリーズはこの足関節をスクランブルに使いバックへ回ると両足をフックしRNCの機会を伺う。残り20秒、ブリーズの手首を掴んだアクメドフが守り切った。

2R、アクメドフはシングルからダブルに切り替え、ケージにブリーズを押し込む。ここからシングル、ダブルと切り替えテイクダウンを狙う。最終的にブリーズは抱えられた右足でアクメドフの右足を払い、前転からカーフスライサーを仕掛ける。アクメドフはブリーズの胸を上に座る形で、右足を伸ばしエスケープ。そのままマウント&肩固めへ。すぐに落ちたようにも見えるブリーズだが、レフェリーは止めず。脱力して耐えていたのか、やがてブリーズは左手でタップの意思表示をした。


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