この星の格闘技を追いかける

【DEEP100】元谷友貴が50日のインターバルで、昇侍と再起戦。要注目、雅駿介のMMAデビュー戦

【写真】この短い試合間隔での再起戦、吉と出るか凶と出るか(C)MMAPLANET

4日(月)、DEEP事務局より2月21日(日)に東京都文京区のTDCホールで開かれるDEEP100 IMPACT~20th Anniversary~の追加カードの発表があった。

DEEPの20周年記念大会、今回明らかとなったのは4試合で、3回戦はバンタム級の元谷友貴✖昇侍の一戦だ。


元谷は昨年中より同大会出場をアピールしていたが、大晦日のRIZINで井上直樹に一本負けを喫し50日のインターバルでの出陣となる。対する昇侍も昨年9月にRIZINで朝倉海にサッカーボールキックで敗れて以来の再起戦だ。

また2回戦では関根シュレック秀樹✖誠悟のメガトンファイト、CORO✖東修平という何とも味わいのあるバンタム級マッチに加え、WMC日本ライト級とSUK WAN KINGTHONG及びMuay Thai Openという3つのベルトを巻いた雅駿介のMMAデビュー戦=ヒロヤ戦が決まっている。

昨年は国内では平本蓮がK-1からRIZIN、欧州では元ラジャダムナン王者ファビオ・ピンカがONE、南米からはGlory二冠のアレックス・ポアタンがLFA、オセニアはKing of Ringトーナメント3度優勝のカーロス・アルバーグがコンテンダーシリーズからUFCという風に、立ち技で実績を残している選手のMMA転向が多く見られた。

今や世界のMMAのトップクラスは中間距離で打ち合えて、テイクダウンを切り、倒されても立つ──だけでなく柔術も修得している選手に締められている。それでいて真正面で向き合い、拳が届く距離で戦う純粋立ち技競技出身のファイターよりも、組み技基調で打撃力をつけた選手が多数派だ。そのようななかで、雅は国内立ち技でトップを究め、引退してMMAに完全転向を決めた。

この間、雅はCAVEで石渡慎太郎やアキラ、斎藤裕に揉まれ、ロータス世田谷で組み技も研鑽してきた。蹴りやパンチもそうだが、首相撲をどのようにMMAで使いこなせるようになっているのか──非常に楽しみなMMAデビュー戦だ。

PR
PR

関連記事

Movie