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【Bellator253】立ち技は曲者のビセットを完全コントロール、ジャレミー・ケネディがベラトール初陣で快勝

<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・ケネディ(カナダ)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
マット・ビセット(米国)

左リードフックのケネディに対し、ビセットが右オーバーハンドを合わせようとする。ノーガードで勢いよく距離を詰めたビセット、ケネディは間合いを外して左ロー。ビセットはステップインしてスイッチし左ミドルを蹴る。ケネディの右ローは急所の辺りに入るが、ビセットは構わず試合を続ける。

構えを変えて前に出てきたビセットをダブルレッグで倒したケネディはハーフからパンチを入れる。スクランブルでバックに回ったケネディは、正面に回りハイクロッチでテイクダウンを決める。打撃戦は曲者のビセットだが、寝技になると基本通りのディフェンシブなスクランブルを続ける。ボディロックで上を取り返したケネディが、後方から殴る。立たれてもケージにビセットを押し込んだケネディが初回を取った。

2R、ケネディは右ミドルを入れ、ビセットも左ミドルを蹴り返す。左を入れ、ニータップ気味に崩しながらバックに回ったケネディはビセットにスイッチを許さず、バックに回りスラム、足のフックを許さずビセットが立ち上がる。再び大きくスラムしたケネディは、ここで両足をフックしバックマウントから絞めを狙う。

手首を掴んで防ぐビセットはケージーキック、マウントを譲りもう一度背中を預ける。ケネディは勢いのある左を連打し、立ち上がったビセットをハイクロッチでしっかりと倒していく。ビセットはパンチを受けつつ背中を見せてスタンドに戻り、スラムで倒され殴られるというパターンを繰り返しラウンドが終わった。

最終回、ケネディは右ローを蹴り、動きが落ちたビセットはスイッチも動きはスムースさを欠いている。左の蹴りをキャッチしてバックに回ったケネディは、ビセットのビクトル投げからのヒザ十字を潰し、ヒール狙いも体を捻って回避。ビセットはクローズドガードを取る。ケネディはパンチを落とし、ケージに詰めて足を一本抜く。

右を連打するケネディは、エルボーに移行する。防御一辺倒のビセットのバックから殴り、立ち上がり際にヒザを入れたケネディ。ビセットは右を空振りし、そのまま前転してしまいタイムアップに。仕留め切れなかったがケネディだが、ほぼ15分を攻め続け


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