＜77キロ契約／5分3R＞
アクメド・マゴメドフ（ロシア）
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アブドゥル・アジム・バダクシュ（アフガニスタン）

左ローを蹴ったマゴメドフは、バダクシュの後ろ回し蹴りをかわして右ストレートにダックアンダー、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。左足を抜いたマゴメドフ、バダクシュがクローズドに戻す。ガードが空くと、マゴメドフはケージに際に移動し右のパウンド、腰をコントロールして小内刈りで立たせず、バダクシュが上を向けてガードを取る。

カンヌキで腕を固定し防御に徹するバダクシュは、ケージを使ってスクランブルに持ち込もうとしても立たせてもらえない。残り1分でバダクシュが立ち上がるが、マゴメドフは小外掛けで背中をつかせエルボーを落とし、初回をリードした。

2R、バダクシュの跳びヒザは届かず、マゴメドフは右オーバーハンドで組みつきケージ際へ、ボディロック&小外掛けでテイクダウンを決める。初回と同じようにケージを使って立とうとするバダクシュの腰をコンロトールし、右足を腿の腕置いて立たせないマゴメドフ。バダクシュは太腿に置かれた右足をマットにつけ、すかさず立ち上がる。

右腕を差してテイクダウンを取り直したマゴメドフはクローズドガードの中からボディ、そして顔面にエルボーを打ちつける。ボディにも強烈な右を打ち、左で顔面を殴るマゴメドフはクローズドの中でラウンド終了を迎えた。

最終回、右フックに続き左フックを振るったバダクシュだが、直後にダブルレッグでテイクダウンを許す。クローズドからケージを背負って座るバダクシュに対し、マゴメドフは足首を掴み、ここからボディロック&肩パンチを入れる。バダクシュは立ち上がった直後に小外掛けでテイクダウンを奪われ、諦めの表情を浮かべた。

足を一本抜き、細かいパンチを落とすマゴメドフ、試合は残り1分に。バダクシュは下から掌底を見せるも、完全なサバイバルファイトだ。防御に徹するバダクシュ、マゴメドフはハーフで正座するような形でトップを取り続き、ハンチ勝ちした。

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