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【Invicta FC43】柔道五輪2大会連続優勝&PFL2019女子ライト級を制したケイラ・ハリソンが電撃参戦!!

【写真】まさかのケイラ・ハリソン出場!! (C) PFL & INVICTA FC

9日(月・現地時間)、INVICTA FCより20日(金・同)にカンザス州カンザスシティのポリス・アスレチック・リーグで開催されるInvicta FC43「Ducote vs Ruiz」にロンドン五輪&リオデジャネイロ五輪の柔道金メダリストで、PFL2019女子ライト級を制した女子版トリプルCことケイラ・ハリソンの出場が発表された。

今大会ではInvicta世界フライ級王座決定戦=パール・ゴンザレス✖エリン・ブランクフィールド、Invicta世界ストロー級王座決定戦=エミリー・ダコーテ✖モンセラト・ルイスという2つの世界戦が予定されていたが、2日(月・同)にゴンザレスが新型コロナウィルスに感染していることが分かり、ダコーテ✖ルイスがメインに昇格していた。そして今回の発表でハリソンの電撃インヴィクタFC初陣が明らかとなった。


ハリソンはPFL2020が中止され「今年は試合をしない」という発言をしていたが、2021年シーズンへの出場が公式アナウンスされていた。それが一転、インヴィクタFCで──しかもフェザー級で戦うこととなった。

柔道でメダルを取ったのは両大会とも78キロ、そしてMMAでは70キロのライト級で戦ってきたハリソンは、MMAデビュー前に「女子に重量級がないのはおかしい。MMAがスポーツというのなら、重い階級の試合も組まれるべき」という持論を持っていた。

それが65キロでの試合出場。ライト級でも既にバキバキの体をしているが、減量は可能なのか。対戦相手のコートニー・キングはFFCフェザー級チャンピオンで、インヴィクタでは1勝1敗、プロ初陣となったLFAでは現在ONEと契約しているコルビー・ノースカットからTKO勝ちを収めている。

ともあれハリソンがフェザー級への減量を問題なく終え、試合当日のパフォーマンスが落ちないようであれば──女子フェザー級の勢力分布図を塗り替える力を持っている可能性は高い。まずはケージに上がるまでの計量から注目だ。

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