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【DWTNCS S04 Ep08】ウェルター級のドミニク・クルーズ?? イグナシオ・バハモンデスも前蹴りでKO勝ち

【写真】シャッフルにテイクダウンを織り交ぜることはできるのか──はUFCで確認したい(C)Zuffa/UFC

<174ポンド契約/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.2R2分31秒by KO
エジソン・ゴメス(メキシコ)

体重オーバーのゴメス、左右のローから左ジャブを伸ばすバハモンデス。右フックを振るうゴメスだが、身長とリーチに優るバハモンデスの距離で試合を進む。それでも左右のフックで前に出る6KO勝ちのゴメスは、左を2発当ててダブルレッグへ。

ケージを背にしてエルボーを落とし離れたバハモンデスは左右に動きながらスイッチし、左リードフックを当てる。前進にも左フックを入れたバハモンデスが、ヒザ蹴りを頭に届かせる。

さらに足払いでゴメスを崩し、立ち上がったところで左ハイを繰り出すバハモンデスはカウンターの左、スイッチして後の先ファイトを見せる。ゴメスはそれでもステップインを繰り返し、バハモンデスのカウンターを浴びる。

右ミドルを蹴られ、大きく息をついたゴメスはシングルレッグでドライブ、離れたバハモンデスが右ミドルを再び蹴り込む。その後もスイッチし蹴りを散らすと、飛び蹴り&着地後にスピニングバックキックを入れたバハモンデスが初回を取った。

2R、まずバハモンデスが右ローを蹴り、右ストレートを入れてスッと離れる。フックでラッシュ&前進したゴメスは、逆に動きが止まり連打を被弾、ボディを打ち抜かれマウスピースを吐き出す。ミドルからジャブを3発、4発を連続で入れたバハモンデスに対し、ゴメスはそれでも右フックを振るって前に出る。

アッパー、ハイキックと空振りのゴメスは、パンチを纏められたもガードを固く逆転のパンチを狙う。後頭部を固定し右のショートを連打したバハモンデス、はダブルの左ジャブから右前蹴り──ゴメスが大の字になった。

ウェルター級ながらドミニク・クルーズばりのバハモンデスは「彼のパンチは何も効かなかった。5年間の成長の結果で、この機会を得てもう準備はできている。もう怖がっていたし、蹴りが入ると思って蹴ったんだ。チリを代表して戦い、チリだけでなくメキシコ、シカゴの皆がサポートしてくれた。彼らのために戦えて嬉しい」と勝利を振り返った。


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