＜バンタム級／5分3R＞
マイルズ・ジョンズ（米国）
Def.3R2分51秒by KO
ケビン・ナティヴィダッド（米国）

ジョンズが右ロー、ダブルのジャブを見せダブルレッグでナティヴィダッドをケージに押し込む。ケージを背負ったナティヴィダッドは、回り込みながら離れる。踏み込んで左フックを当てるジョンズに対し、ナティヴィダッドも右を振るっていく。リードフックから右前蹴りを蹴ったジョンズが、シングルレッグでテイクダウンを奪う。ナティヴィダッドもすぐに立ち上がり、跳びヒザも距離は合わない。

ジョンズが左を当て、右ローに右を合わせたナティヴィダッドだが、シングルレッグからケージに押し込まれヒザをつかされる。スクランブルから離れたナティヴィダッドはジョンズの左に想うように攻めることができない。初回はジョンズが取った。

2R、初回に続きジャブを伸ばすジョンズに、ナティヴィダッドは右ミドルを蹴る。続いて右ボディストレートを入れるが、やはりステップインに左を合わされてしまう。そしてシングルレッグでテイクダウを奪い、ナティヴィダッドが立ち上がるという初回と同じ流れになる。執拗にケージにナティヴィダッドを押し込むジョンズだが、残り半分でブレイクが掛かる。

ナティヴィダッドの右に左ジャブを入れるジョンズは、ほぼほぼジャブとシングルレッグで試合を組み立てている。左ジャブにジャブ、ステップインに左ジャブ、頭を振らないナティヴィダッドはダブルレッグで高さを変えるも、押し返したジョンズがスピニングバックフィストをヒットさせる。さらにワンツーに組みついて、クリンチ。時間を稼いだマイルズが、この回も取った。

最終回、「ジャブでタッチだ。自分のやることを忘れるな」という指示を受けたジョンズに対し、ナティヴィダッドが右オーバーハンド、左フックを見せる。さらに右フックで前に出たナティヴィダッドは、左フックにジョンズの左を受ける。それでもアッパーから、細かいパンチをまとめたナティヴィダッドは逆にジャブにジャブを打っていく。さらに頭を振ってリードジャブをかわすようになったナティヴィダッドは、左ジャブの相打ちで打ち勝ち、右ボディストレートを合わせる。

動きが落ちたジョンズは左右に回り、左ジャブをかわしたナティヴィダッドに対し、ダブルレッグ、ケージに押し込む。顔を押して離れたナティヴィダッドを追いかけてスペースを与えなかったジョンズは右アッパーを突き上げる。文字通りナティヴィダッドが大の字となり、ジョンズがオクタゴン2勝目を挙げた。

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