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【Pancrase320】激動の2020年最終章は村山✖菊入、後の無い上田将竜、グラップリングからの帰還=八田

【写真】菊入はウェルター級転向後、そして2020年を3連勝で締めくくることができるか(C)MMAPLANET

15日(木)、パンクラスより12月13日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase320のカード第一弾が発表された。

3月、4月、5月とイベント中止、7月に日程変更し活動再開も、8月大会は開場10分前の中止決定、9月は団体初の無観客大会と世界中のMMAプロモーションが影響を受けるなか、激動の日々を送ってきたパンクラスの2020年最終興行8試合が決まった。


今回はウェルター級の元KOP村山暁洋✖菊入正行、ライト級は冨樫健一郎✖金田一孝介、バンタム級の花レメ紋次郎TK✖土肥潤、女子バンタム級は東陽子と直DATEの再戦、さらにフライ級は上田将竜 ✖杉山廣平と荻窪祐輔✖中村龍之の2試合、ストロー級も八田亮✖尾崎龍紀、リトル✖佑勢乃花が明らかとなった。

海外から入国の条件緩和が11月から始まるが、2カ月後の感染状況は読みようがない。現状では、国内対決を組むのはJ-MMAに共通している。活動再開後2大会連続で出場し中村勇太、高木健太を破った菊入が、村山に挑む一番は要注目だ。行き過ぎる試合を経て、貰わないが慎重すぎた試合を経験した菊入が、ウェルター級転向後に──いやライト級時代から実戦で積んできた経験をいかにぶつけることができるか。

さらに筑豊からの巻き返しなるか──暫定王座決定戦に敗北後、神酒龍一戦も落とした上田。ばかりか荻久保✖中村と揃って崖っぷちのフライ級戦線。

渋すぎる花レメ✖聖帝、GTFでのグラップリング戦からケージに戻ってきた八田亮、それぞれが決して忘れることがない時を過ごした2020年、その戦い収めのファイト、気持ちが入った試合が見られそうだ。

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