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【WEC40】“噂の”ベン・ヘン、打撃でWEC2連勝

f6938e82■第8試合 ライト級/5分3R
ベン・ヘンダーソン(米国)
Def.1R1分41秒/TKO
シェーン・ローラー(米国)

【写真】序盤にダウンを喫しながらも、勝負どころで一気呵成に攻めたベン・ヘンが逆転のTKO勝利。試合後はトレードマークのメガネをかけた (C) ZUFFA

WECのギロチンマスター、ローラーと高いグラップリング技術を誇るベン・ヘンこと、ベン・ヘンダーソン。サウスポーの構えから、左ロングストレート、前蹴りを見せるベン・ヘンだが、ここでローラーの左ストレートから右ストレートを被弾し、後方に崩れ落ちる。

ケージ際で、ギロチンに捉えられたベン・ヘンは、これを切り抜けると、片足タックルからトップを奪い返す。すぐさま立ち上がったローラーにヒザ蹴りを見舞い、再びテイクダウンに成功。バタフライガードでベン・ヘンを持ち上げたローラーは、現在のMMAファイターの習性ともいえる――バランスが取れていない状態で、すぐに立ち上がろうとする。

不安定な状態のローラーに対し、ベン・ヘンは首相撲からヒザを打ち込み、それでも、ふらつきながら立ち上がったローラーへベン・ヘンが思い切り右ストレートを打ち込む。

崩れ落ちるように倒れ、バタフライガードの姿勢となったローラーだが、力は全く入っていない。そのローラーに顔面に左右の連打を放ったところで、レフェリーが試合をストップ。ベン・ヘンが打撃でWEC2勝目を挙げた。

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