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【BFC01】ベラトールFC発進 アルバレス&マスヴィダル完勝

Alvarez vs Loughran【写真】エディ・アルバレスが順調にトーナメント初陣を勝利した(C)KEITH MILLS

4月3日(金・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロック・ホテル&カジノで行われたベラトールFCの旗揚げ大会。ESPN Deportesで12週に渡り中継されるブランニューMMAイベントの中軸で、ライト級GPとフェザー級GPが各3試合ずつ計6試合と、ノントーナメント戦合わせて11試合が行われた。

日本でも大活躍したエディ・アルバレスは、北アイルランドのグレッグ・ラグランを相手に、すぐにバックを奪いパンチを落とすと、そのまま持ち上げるようにコーナーへ運び、ギロチンチョークで一本勝ち。ライト級本命らしく圧倒的な強さを見せつけた。

同じく来日経験者でライト級の対抗馬ホルヘ・マスヴィダルに至っては、僅か79秒でニック・アガラーに圧勝。スタンドのパンチでリードを奪うと、レフェリーのストップが入るまでグラウンドでパウンドを連打し、難敵と見られたアガラーを全く相手にしなかった。


もう一つのライト級トーナメント戦では、トビー・イマダが蹴りを放った際、バランスを崩しマットに倒れ込んだもののアロンツォ・マルティネスが攻めようとした瞬間、バックに回り込みチョークで一本勝ちを手にしている。

また、フェザー級でインパクトを残したのは、ジョー・ソトだ。ベン・グリアーからマウントを奪い、強力なパウンドの連打でTKO勝ちを収め、来週トーナメント出場を果たすウィルソン・ヘイスのライバルに名乗り出た。

大会後、ベラトールFCのビジョン・レブニーCEOは、「第1回大会を終え、満足している。素晴らしい試合、番狂わせ、圧倒的なパフォーマンスが見られた」とコメントを残している。

ベラトールFCは、今後4月10日コネチカット州モヒガンサン大会、17日にはオクラホマ州ノーマン、24日コロラド州コロラドスプリングスと、東海岸から西部、そしてロッキー山脈の麓と、さながらフロンティア時代ごとく西進しつつ、イベントを開催していく。

■Bellator I 試合結果

<ライト級準々決勝/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
Def. 2:44 by ギロチンチョーク
グレッグ・ラグラン(北アイルランド)

<ライト級準々決勝/5分3R>
ホルヘ・マスヴィダル(米国)
Def. 1R 1:19 by TKO
ニック・アガラー(米国)

<フェザー級準々決勝/5分3R>
ヤヒール・ヘジェス(メキシコ)
Def. 1R 2:11 by リアネイキドチョーク
ニック・ゴンザレス(米国)

<フェザー級準々決勝/5分3R>
エステヴァン・パージャン(米国)
Def.判定2-1
ルイス・パロミーノ(ペルー)

<フェザー級準々決勝/5分3R>
ジョー・ソト(米国)
Def. 1 R 3:40 by TKO
ベン・グリアー(カナダ)

<ライト級準々決勝/5分3R>
トビー・イマダ(米国)
Def. 1R 3:26 by リアネイキドチョーク
アロンツォ・マルティネス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ブルーキンズ(米国)
Def 1R 3:32 by リアネイキドチョーク
ステファン・レッドベター(米国)

<ライト級/5分3R>
ロレンツォ・ボルゴメオ(イタリア)
Def. 3R 3:46 by リアネイキドチョーク
ダニエル・モラエス(メキシコ)

<ミドル級/5分3R>
モーゼス・ギャボン(米国)
Def. 1R 1:33 by 三角絞め
ダニエル・サラフィアン(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ジェイムス・ブラスコ
Def. 1R2:14 by 腕十字
ケヴィン・アブランテ

<ミドル級/5分3R>
ゲーリー・パディーリャ
Def. 2R3:o4 by TKO
クリス・デカロ

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