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【UFN46】小谷、厳しいTKO負け。パークに成す術なし……

2014.07.20

<ライト級/5分3R>
ノーマン・パーク(英国)
Def.2R3分42秒 by TKO
小谷直之(日本)

6年10ヵ月振りのUFCとなる小谷、対する豪州版TUFウィナーのパークは徳留一樹に勝利しているファイターだ。サウスポー同士の対戦、小谷は右に回りながらパンチを出し、組みついていく。体を入れ替えたパークは自ら距離を取り直す。左を伸ばすパーク、小谷も左を入れてテイクダウン狙いへ。パークは組んできた小谷をケージに押し込み、左エルボーを放ってから下がる。

小谷は引き続きパンチから組みつくも、逆にケージにおしこまれるシーンが目立つ。跳びヒザを見せたパーク、小谷は左ローをキャッチして組みに行くも、ヒザを受ける。ケージ際を回り、右から左を伸ばす小谷は、右を打ち込んで組みつくも、右を受けて自ら離れる。ここで小谷は低いテイクダウンを仕掛けるが、パークからスプロールからバックへ。パンチを入れてシングルフック、エルボー&パンチを入れる。上を向いた小谷にパークはエルボーを連打し、終盤は圧倒した。

2R、パークのハイにパンチを伸ばす小谷。右ローからの左ストレートは遠い。と、テイクダウンを失敗した小谷が引き込みを見せてしまう。レフェリーの指示に従い、立ち上がった小谷だが、直後にパークのボディロックからテイクダウンを奪われる。パークはサイドからエルボーを引き続き落す。足を取りに行き、ハーフに戻した小谷だが、引き続きエルボーを受ける。

小谷はヒールフックを仕掛け、パークが足を引抜くところで立ち上がる。パークは慌てずケージに小谷を押し込み、アンクルピックでテイクダウン。左のパンチの連打に顔を覆うばかりの小谷を見て、レフェリーが試合をストップした。残念ながら、力不足を露呈した形となった小谷、巻き返しの機会は与えられるのか。勝者パークは、同門ロス・ピアソンがおかしな判定で敗れたディエゴ・サンチェスとの対戦をアピールした。

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