＜フェザー級／5分3R＞
シャーウス・オリヴェイラ（ブラジル）
Def.2R4分32秒by モディファイド・アナコンダ
日沖発（日本）

まず右ストレートを伸ばした日沖、オリヴェイラが組んで尻餅をつかせる。すぐに起き上がった日沖は飛びつき三角を仕掛ける。自ら足を下ろした日沖にオリヴェイラが首相撲を狙う。四つからテイクダウンを狙う日沖に対し、オリヴェイラが投げを打つ。立ち上がり際にダースチョークを見せたオリヴェイラから日沖はバックマウントを奪いパンチを入れる。起き上がったオリヴェイラは左エルボー、日沖をケージに押し込む。日沖は体を入れ替えてボディロックから小外掛けでテイクダウンを奪う。

オリヴェイラはバタフライガードからスイープを狙うも、日沖はニースライドパスへ。足を戻したオリヴェイラのハイガードに対応した日沖は鉄槌から立ち上がる。組みに来るオリヴェイラにヒザを入れ、エルボーの空振りに日沖はボディロックもテイクダウンを奪えない。オリヴェイラはヒザからギロチンを狙うと、頭を抜いた日沖にシングルレッグを決め、日沖の起き上がり際にダースチョーク、トップを取るも日沖は足関節からスイープを狙う。残り10秒、起き上がった両者。日沖はケージにオリヴェイラを詰めた状態で初回終了を迎えた。

テイクダウンの数はオリヴェイラ、ポジションは日沖だった1Rを終え、2Rは激しい打ち合いでスタート。と、オリヴェイラはパンチからテイクダウンへ。尻餅をついた日沖は立ち上がって四つからテイクダウンに成功する。オリヴェイラはバタフライ・スイープから内ヒール。両者同時に立ち上がると、オリヴェイラは左目に指が入ったとアピールしてしゃがみこむ。起き上がり際に伸ばした日沖の左手の指が目に入った模様だ。

一度は立ち上がったが、再びしゃがみ込むオリヴェイラ。かなり弱気の表情を浮かべるが、試合再開に応じる。すぐにボディを打ち込んだ日沖、オリヴェイラはエルボーとヒザからテイクダウンを仕掛けるも、日沖がトップを取る。オリヴェイラはここでもバタフライガードを見せ、さらに三角へ。日沖は担ぎからパウンドを落す。十字から三角、蹴り上げにも腰をコントロールした日沖はトップを譲らない。

首を抱えられた日沖だが、レッグドラッグ気味にサイドを取る。さらにニーインベリーからマウント、バックマウントに回った日沖がRNCへ。アゴの上から絞める日沖だが、オリヴェイラが前方に落す。亀になった日沖に、オリヴェイラは左腕を首に回してアナコンダへ。さらにその左腕を自らの左足でロックして、右足でフック。変形というよりも進化型アナコンダに日沖はタップ。キャリア37戦目にして初の一本負けとなった。

日沖を破り2連勝としたオリヴェイラは、「凄くタフな対戦相手だったけど、ハードトレーニングを積んできたし、負けるわけはなかった」と語りニック・レンツ戦をアピールした。

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