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【UFN42】左ミドルのヒザが鼻を破壊、モラガが続行不可能に

<フライ級/5分3R>
ジョン・ドッドソン(米国/1位)
Def.2R終了時by TKO
ジョン・モラガ(米国/5位)

大きな声援を集めるドッドソン。右手前のドッドソンに対し、モラガが右ボディストレートを伸ばす。左ストレートから前に出たドッドソンだが、すぐに間合いを取り直す。モラガは右ハイを狙うも空振りに。ドッドソンは左ボディから左ストレートを狙う。ヒザ蹴りを急所に受けたドッドソンは、大きくケージ際をまわり試合を続けようとするも、レフェリーに制される。一旦離れて試合は再開。ジョンソンの左に真っ直ぐ下がるモラガ、この動きを続けると危ないか。

そのモラガが下がったところでドッドソンが左ヒザをボディに放つ。残り1分、左のダブルでジョンソンが前に出る。ガードを高くし防いだモラガは、組んでテイクダウンを狙うも、すぐに離れる。再度、左を打って前に出ると、ドッドソンは下がる。モラガの前進にヒザ蹴りを合わせたドッドソン、ここで初回が終了した。

2R、間合いを計る両者。最初の1分はほとんど攻撃が見られないまま過ぎた。モラガは右ローから、右ボディストレート。顔面を狙うと、ドッドソンが距離を取る。右オーバーハンドから前に出たモラガだったが、逆にドッドソンがテイクダウンを奪う。左のパウンドを落としてから、ドッドソンはスタンドへ。モラガの左ハイをブロックしたドッドソン、非常に慎重な試合展開を見せる。ドッドソンの左ミドルに右を伸ばしたモラガは、若干距離を詰めたか。

ドッドソンの左は空振りになるも、右ヒザをボディにヒットする。ドッドソンは前蹴りを見せ、左フックの連打で前に出ると、左ミドルへ。と、ヒザがモラガの顔面を直撃し、大量の鼻血が出る。ヒザをついたモラガにパンチを連打し、背中をつけさせたドッドソンが一気にラウンドをモノにした。最終回、インターバル中にドクターチェックを受けたモラガ、試合続行不可能と判断され、ドッドソンのTKO勝ちが決まった。

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