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【TUF BR03 Finale】ノヴァウニオンから連続でTUFウィナー誕生

2014.06.01

<TUF Brazilヘビー級T決勝/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
Def.30-27, 30-27, 29-28
ヴィトー・ミランダ(ブラジル)

ノヴァウニオン所属のジュニオールが右を振るいながら前に出て、近距離からフックを打ちつつ組みつき、チーム・ノゲイラのミランダをケージに押し込む。直後のジュニオールのヒザ蹴りがミランダの急所を直撃し、試合は中断する。再開後、引き続き前に出るジュニオールが、ブロックの上から右ハイを入れる。さらにパンチの連打でケージ際にミランダを追い込むと、右ミドルからダブルレッグでテイクダウンを奪取。ミランダも立ち上がるが、再び腰をコントロールしてテイクダウンに成功する。

ミランダが立ち上り、ジュニオールはエルボーを打って距離を取り直す。ミランダは左ローを2発入れるも、ワンツーから右ミドルをボディに受ける。残り30秒、ジュニオールは最後もワンツーからミドルを蹴り込みラウンドを取った。2R、ミランダはタッチグローブをせず右ローを蹴り込む。さらに右ローを放つも、ジュニオールが組んでテイクダウン。ハーフからマウントを取ったジュニオール、エルボーからパンチを落す。腰を押して足を戻したミランダの動きに合わせて、ジュニオールはサイドから腰をコントロールする。

ハーフからヒール、さらにオモプラッタを仕掛けたジュニオールだが、ここはミランダが立ち上ってスタンドへ。ガードを取り続けるジュニオールに対し、ミランダがガードの中へ。ミランダはケージ際まで移動し、左右のパンチを落す。ジュニオールの三角絞めを担いでパスしたミランダ、スクランブルから立ち上がるとケージに押し込まれる。残り15秒で距離を取ると右ストレートが伸ばしたジュニオールが組みついたところでタイムアップに。

最終回、ミランダの右ローにジュニオールが右を伸ばす。左ジャブを互いに伸ばし、ジュニオールはもう一発ジャブを入れてダブルレッグへ。アッサリと尻餅をついたミランダは、ケージを背にして立ち上がる。直後にダブルレッグからミランダの体を振り子のように振り、ジュニオールがこのラウンド2度目のテイクダウンを奪取する。ハーフからパスに成功したジュニオール、ミランダが足を戻して、ケージ際まで移動する。起き上がって投げを狙ったミランダ、これはすかされバックを取られる。ジュニオールは両足をフックし、バックマウント。

あとは時間が過ぎるのを待てばよい。残り45秒を切って、トップに移動したジュニオールがエルボーを落す。ミランダのヒップエスケープに2Rと同じようにサイドに回ったジュニオールは、サイドとマウントを自在に移動し、最後はハーフで試合終了を迎える。3Rに渡り、試合をコントロールしたアントニオ・カーロス・ジュニオールがシーズン2のレオ・サントスに続き、ノヴァウニオン所属選手がTUF BR(03ヘビー級)ウィナーに輝いた。

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