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【TUF China Finale】魂の大熱戦!! 徳留は執念みせるも惜敗

2014.03.01

<ライト級/5分3R>

ナム・ウィチョル(韓国)

Def.2-1: 29-27 27-28, 29-28

徳留一樹(日本)

いきなり前に出たナム・ウィチョル、徳留は一度は距離を取ったが、続くラッシュを受けて腰が沈むシーンも。体を入れ替えた徳留に右を打ち込んだナム・ウィチョル。ケージ際に下がった徳留は、パンチを振るうも逆にパンチを被弾して、腰が落ちる。何とか持ち直した徳留だが、再びパンチを受けて後方に倒れる。

頭をつけてパウンドを落すナム・ウィチョルは、勢いのあるエルボーを振り落す。徳留の腕十字にも、左のパンチを落とし外したナム・ウィチョルが、パウンドを続ける。KOコールのなか、シングルから柔術立ち、ケージを利して徳留が立ち上る。組み合いから右フックを打ち込んだ徳留だが、逆にナム・ウィチョルのパンチを受け、テイクダウン狙いを潰されがぶられる。シングルから押し込む徳留、ナム・ウィチョルが左フックをヒットさせる。残り20秒、右を受けて腰から崩れ落ちた徳留がシングルに出て、完全に背中が伸びているなかで初回が終了した。

2R、両目が大きく腫れあがった徳留が、右から左を伸ばす。直後に徳留はダブルレッグでテイクダウンに成功するも、ナム・ウィチョルがすぐにケージ際に移動する。腰をコントロールした徳留が、パウンドを落す。左腕を差して、右のパウンドを連打した徳留がバックに回り込む。そのまま後方からパンチを入れる徳留に対し、ナム・ウィチョルは頭を振るが続けてパンチを被弾する。ここで中国のファンはブーイング。

徳留は引き続き、バックからパンチを続けると、ナム・ウィチョルの背中が伸びてくる。右エルボーを返すナム・ウィチョル、徳留はパウンドを続ける。右腕を抱えたナム・ウィチョルが、ついにここでガードポジションへ。徳留は左エルボーから、右エルボーへ。口を広げて苦しそうなナム・ウィチョルに対し、徳留はトップから拳を落し続け、1P は挽回した。

最終回、打ち合いのなかで右を受けてヒザをついた徳留は、組みついて腰をコントロールしてテイクダウンに成功する。足を束ねて右のパンチを入れる徳留が、背中をキャンバスにつかせる。徳留はハーフから足を抜こうとし、ナム・ウィチョルが潜る。これを潰した徳留だが、ナム・ウィチョルは左を差して立ち上がる。徳留はダブルレッグを狙うが、ここで逆に潰されガードに。背中をケージにつけた徳留だが、リストをコントロールされて背中をつけてしまう。左のパウンドを落すナム・ウィチョル、徳留は足を入れて立ち上がると、ナム・ウィチョルがダブルレッグでテイクダウンに成功する。残り1分、腰をコントロールして徳留を立ち上がらせないナム・ウィチョル。ここで背中をつけてしまった徳留だが、残り30秒でスタンドへ戻ることに成功する。最後の最後にダブルレッグを決めた徳留だが、ここで試合はタイムアップに。

マカオのファンも、激闘を繰り広げた両者に拍手を送る。結果、スプリットで勝者はナム・ウィチョルに。魂のこもった一戦、徳留は惜しくも星を落してしまった。

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