この星の格闘技を追いかける

【Awards】2013年上半期ベスト興業#10-#05にBellator二大会

#05 Bellator 85

【写真】UFCに次ぐ、存在感を示すようになったSpikeのBellator。大都市圏の大箱とインディアン・ディストリクトのカジノ大会、今後はどちらに比重を掛けていくのか。

2013年上半期にMMAPLANET Awards、第6 弾はこの半年間にMMAPLANETが試合レポートをお伝えしてきた43のイベントから、選りすぐりの10大会をカウントしました。Best Event、第5位から第10位の発表となります。
Photo by MMAPLANET, KEITH MILLS & GONGKAKUTOGI

【ベストイベント第5位】
Bellator MMA 85
1月17日カリフォルニア州アーヴァイン
UCIブレン・イベンツセンター

Spikeで中継が始まり、名実ともにUFCに次ぐMMA界のメジャーリーグとなったベラトール。そのシーズン8の開幕はニューポートにオフィスを移し、本拠地となった南カリフォルニアで行われた。時差もあり、プレリミ~メイン~ローカルファイトという独特な進行となったもののローカルの観客も動員し、熱気溢れる館内は新星Bellatorの勢い、そして期待値の高さの表れだった。

【ベストイベント第6 位】
UFC157
2月23日カリフォルニア州アナハイム
ホンダ・センター

UFCにとって新たな歴史の1ページを開いたイベント。メインは初の女子MMA戦、しかも女子世界バンタム級選手権試合。リョート×ダン・ヘンダーソン、ユライア・フェイバー×イヴァン・メンジバーを従え、メインで組まれたロンダ・ラウジー×リズ・カモーシェは、目の肥えた南カリフォルニアのMMAの御眼鏡に十分に適うエキサイティングな試合となった。

【ベストイベント第7 位】
UFC160
5月25日ネヴァダ州ラスベガス
MGMグランドガーデン・アリーナ

昨年のようなオール・ヘビー級のメインファイトとはならなかったもののメイン&セミがヘビー級で、重量級の祭典となった。そのメインではケイン・ヴェラスケスが、アントニオ・シウバを相手にせず、セミのジュニオール・ドスサントス×マーク・ハント戦も順当な結果に。ヘビー級二強の強さが改めて売り彫りとなった。

#08 Bellator 95【ベストイベント第8位】
Bellator MMA 95
4月4 日ニュージャージー州アトランティックシティ
レベル・カジノ
シーズン8は開幕戦に引き続き、最終戦もベストイベントにランクインされた。Bellator世界フェザー級選手権試合をメインにフェザー級とミドル級Tの決勝が行われたビッグイベントに。リック・ホーンがカロ・パリシアンとの柔道対決を制し、プレリミもライモン・グッド、ジミー・リベラ、トム・デブラスなどNY&NJの実力者が数多く出場した。

#09 RFC11【ベストイベント第9 位】
RFC11
4月13日韓国ソウル
オリンピック・ホール
ROAD FC11は満を持して、5カ月振りのイベントとなり、過去最大級の規模で行われた。ヨアキム・ハンセン、ソクジュ、ルイス・ラモスと招聘した。メインのライト級王座決定戦ではナム・ウィチョルが久米鷹介を際どい判定で下し、ミドル級でミノワマンがソン・ヘソクにTKO負けを喫すなど、4人出場した日本人ファイターは、4連敗を喫してしまった。

【ベストイベント第10位】
TUF17 Finale
4月13日ネヴァダ州ラスベガス
マンダレイ・イベンツセンター

TUFにとって8年目の大箱進出大会は、メインのフライ級選手試合がキャンセルされ、ユライア・フェイバーが代役出場、2試合連続のRNCによる一本勝ちで締めた。セミではシーズン17のウィナー、ケルヴィン・ガステラムが誕生。大本命のユライア・ホールを破って、大番狂わせとなった。粒ぞろいのシーズン17ファイターたちだが、館内の熱狂ではオクタゴン2度目の女子マッチ=ジンガーノ×テイトに敵わなかったか?

(Best Event部門、続きはコチラ

PR
PR

関連記事

Movie