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【RFC12】キム・スーチョル×大塚消滅に関し、RFC代表が言及

OFC's Vitor Cui & RFC's Jung Moon-Hong

【写真】RFCジョン・ムンホン代表と、OFCビクター・クイ代表の間にすれ違い……(写真は作為的にOFCの計量から選ばれたことを予めお伝えしておきます)(C)MMAPLANET

6月22日(土・現地時間)に韓国ウォンジュ市チアク体育館大会で行われるRoad FC12。日本人ファイターも6人出場する注目のイベント。しかし、23日(木・同)にキム・スーチョルと大塚隆史の一戦がキャンセルされ、その経緯&見解が発表された。

DEEPの実力者とOFC世界王者の一戦は、躍進著しい韓国と日本の力を知るバロメーターとなる一戦だったために、この対戦がネットワーク関係にあるイベント間の調整によって実現しなくなったことは、ファンにとっても納得できないモノである。今回、この決定に対しRFCのジョン・ムンホン代表が改めて言及したので、ここに紹介したい。

ジョン・ムンホンRFC代表
「今回の突然の対戦カード変更に関して、何よりも大塚隆史選手にお詫び致します。私の教え子でもあるキム・スーチョルにも申し訳ないと思っています。今回の対戦カード変更の理由は、先の公式声明で述べた通りとなりますが、このような問題が起きてしまったことを深く反省し、今後このようなことが絶対起きないように努力します。

最後に一言、この場をお借りして、ROAD FCとしましては今後、外国人選手がチャンピオンになった場合、RFC以外のイベント、特に生まれ育ち、キャリアを積んだイベントへの出場にストップを掛けるようなことは、決してないことを申し上げさせていただきます」

OFCの提言するネットワーク構想に早くから賛同していたRFCは、そのOFCの韓国進出(=8月の予定が10月に延期という話が伝わってくる)にも選手を派遣するなど協調関係にあっただけに、自らのお膝元での大切なイベントに、愛弟子のキム・スーチョル出場がならなかったことに、思うことがあることが十分に伝わってくる発言だ。特に一度は対戦が発表されたという経緯もあり、キム・スーチョルがチャンピオンになって以降の契約事項について、両サイドからの発表はないが、RFCとOFCは微妙な距離感を保つのでなく、互いの立ち位置をクリアにする必要があるだろう。

■RFC12 対戦カード

<RFCバンタム級王座決定戦/5分3R>
イ・ギルウ(韓国)
ソン・ミンジョン(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
ペ・ミョンホ(日本)
アンドリュース・ナカハラ(ブラジル)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
小見川道大(日本)
クォン・ベヨン(韓国)

<49キロ契約/5分3R>
吉田正子(日本)
セリーナ(ノルウェー)

<ミドル級/5分3R>
イ・ドルヒ(韓国)
川村亮(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
キム・ジフン(韓国)
野地竜太(日本)

■Young Guns08 対戦カード

<バンタム級/5分3R>
イ・ユンジュン(韓国)
大塚隆史(日本)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
梅田恒介(日本)
キム・チャンヒョン(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
キル・ヨンボック(韓国)
キム・ウォンギ(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
フバート・ジェヴァン(オランダ)
チェ・ムギョム(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T補欠戦/5分2R>
ホ・ユン(韓国)
チョ・ビョンオク(韓国)

<バンタム級/5分2R>
キム・ソンジェ(韓国)
ハム・イムン(韓国)

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