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【Interview】充電中・岡見勇信が、安藤晃司&次戦を語る(02)

Yushin Okami

【写真】連戦が続いたここ数カ月の岡見勇信。充電期間を迎え、非常にリラックスした表情で安藤晃司、今後の試合について語ってくれた(C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)に行われるLegend FC11で、後輩の安藤晃司がジャダンバ・ナラントンガラグの持つライト級王座に挑戦する。

<岡見勇信インタビュー、part 01はコチラから>

その安藤のことを「自分を見ているよう」と語る岡見勇信。王座挑戦を目前に控えた後輩へのエールと、自らの次戦について語った。

――今回、安藤選手のセコンドでクアラルンプールに向かったのは?

「東京道場の人と美木(航)さん、美木さんはレジェンド担当ですね(笑)。美木さんは今日(23日)、日本を出たのではないでしょうか。安藤はもっと早く、現地入りしているはずですよ。LFCもしっかりと、選手のことを考えてくれていますね」

――そういう場も整ったところで、気持ちという部分ではなく、こういう動きが出れば安藤選手は勝てるというモノは何か、先輩として思うところはありますか。

「しっかりと練習もしてきたのでスタミナもある。だから、打撃でも見あうことなく、ドンドン仕掛けて勝負に行けと安藤には言ってきました。打撃はもちろんやるんだけど、ドンドン触っていけって。そこがポイントになるので。それは自分にも通じる部分なんです。

アイツの気持ち、考えていることは僕も良く分かる。でも、今回の相手はチョット、そこから一歩踏み出さないといけない相手だし。中途半端な試合、悔いが残るような想いだけはさせたくない――僕が何度か経験してきたことなんですけどね。そういうことがないように、自分を出し切って欲しい」

――三段論法的な考えなのですが、先日、安藤選手と同世代で同じような選択をした久米鷹介選手が、RFCでナム・ウィチョルに敗れました。そしてナラントンガラグはナム・ウィチョルに勝っている選手です。そういう部分、安藤選手は意識する方なのでしょうか。

「本人の口から何か聞いたわけじゃないですけど、意識していますね(笑)。多分、そういうところを凄く気にするタイプです。ハハハ」

――でも安藤選手、久米選手、岸本(泰昭)選手らが伸びて来て、ライト級戦線に新陳対処を起こしてほしいですよね。

「そうなることが、今後の日本のライト級に大切な部分になってきますからね。そういう意味でも、安藤にとっても勝負の時がやってきたと思います。今回の試合は他の日本人選手と比較しても、凄く大きなチャンスです。この試合で勝てば、色んな事につながっていくはずです。そこは本当に大きいと思います」

――だからこそ、岡見選手も安藤選手に期待しているということですね。

「ハイ」

――では岡見選手自身の今後の予定ですが、3月のUFC JAPANに勝利して、次の試合の予定などは決まってきているのでしょうか。

「練習は再開していますが、まだ、試合は決まっていません。ミドル級の試合がこれから続くので、その結果が出てから、試合が決まっていくのではないでしょうか。それまで、前回の試合で見えた反省すべき部分、克服すべき課題を考えて練習に取り組んでいます」

――ゲガール・ムサシがミドル級に落すかもしれないと発言したようですね。

「う~ん、まぁ、あんまり当てにならないっスからね。ゲガールの言っていることは(笑)。良く分からないです、彼は(笑)」

――マイケル・ビスピン×アラン・ベルチャーが今週末にあって、5月にはヴィトー・ベウフォート×ルーク・ロックホールド、ジャカレ×コスタ・フィリッポウが組まれている。岡見選手の対戦相手が、これらの試合結果で絞られていくと。

「そこの試合をチェックしながら、練習をして行こうと思っています。まだ完全に決まったわけじゃないのですが、ちょっとポートランドではないところに、練習に行こうかなと思っています。新しい感覚を得られる時期なので。対戦相手が決まるまでに、色んな刺激を受けようかと思います」

――刺激といえば、先日のHEATでMMAデビューを飾った加藤久輝選手が、岡見選手が「機会があれば練習をしたい」と以前に言われていたことを伝えると、「本当に光栄です。ぜひ、機会があれば」と言っていました。

Hisaki Kato【写真】岡見の言うように武道家としての色気を持っている加藤久輝(ALIVE/大道塾安城同好会)。UFCファイターと、空道全日本無差別二連覇中の武道家の稽古はぜひ実現してほしいものだ(C)MMAPLANET

「本当ですか。いや、加藤さん、勝って良かったです。こちらこそ、ぜひお願いしたいです。5月に大道塾の体力別があるんですよね。ホントに機会があれば……。でも、加藤さんって格好良いですよね。フランスの血が入っている? そうなんですか――、何か色気があって。それでいて武道家っぽいし。MMAの試合はALIVE所属で出ているし、良いですよね。本当に究めている人ですから、圧力を感じてみたいです」

――ところでTVコマーシャルに出演したり、Get Sportsで特集が組まれたり、俄かに周囲が騒がしくなってきたのではないですか。

「まだ、コンビニには普通に入れます(笑)。でも、色々と声を掛けてくれる人は増えました。頑張った甲斐がありました。ホント、日本大会の後なんかは海外の試合の後よりも、よく声をかけてもらえます」

――そんなぐらいで……。ラスベガスでは20メートルとサインをせがまれることなく歩けないような人気じゃないですか。

「ラスベガスは特別ですから。あそこはそういう人たちが大会前に集まってくるところなので(笑)」

■LFC11 対戦発表カード

<LFCライト級選手権試合/5分3R>
[王者]ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
[挑戦者]安藤晃司(日本)

<LFCウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者]リー・ジンリャン(中国)
[挑戦者]ルーク・ジュモー(ニュージーランド)

<LFCバンタム級王座決定戦/5分3R>
ジー・シェン(中国)
アウグスチン・デラルミーノJr(フィリピン)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・ブラウン(ニュージーランド)
ヤン・ヘジュン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ダミエン・ブラウン(豪州)
粕谷優介(日本)

<ミドル級/5分3R>
ギャレス・アーリー(ニュージーランド)
辰己豪人(日本)

<フェザー級/5分3R>
イブ・タン(ニュージーランド)
チェ・ヨングァン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
ググン・グスマン(インドネシア)
サム・チャン(マレーシア)

<バンタム級/5分3R>
ダナー・バタゲレル(モンゴル)
カイ・カラフンス(ニュージーランド)

<バンタム級/5分3R>
ラウエル・カタラン(フィリピン)
チョ・ナムジン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
ググン・グスマン(インドネシア)
サム・チャン(マレーシア)

<バンタム級/5分3R>
バーサンクフー・ダムランプレウ(モンゴル)
リエ・テング(中国)

<フェザー級/5分3R>
ロッキー・リー(台湾)
ムハマド・ハニフ・ビン・ザイナル(マレーシア)

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