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【UFC FOX06】ジョンソンが接戦制し、初防衛に成功!

2013.01.27

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
Def.3-0:48-47, 49-46,48-47
ジョン・ドッドソン(米国)

左へ回るサウスポーのドッドソン、追いかけて左ローを放つジョンソン。続けて右インサイドローを入れる王者は、ドッドソンの前進に距離を取る。足へのパンチを見せたドッドソン、近距離でジョンソンがローを見せると、パンチを合わせ尻餅をつかせる。さらに蹴り足をキャッチし、持ち上げて足を払おうとするドッドソンは、王者が入ってきたところでカウンターを狙う。ワンツーから前に出たジョンソンに、左フックを入れようとした挑戦者。ジョンソンはそれでも前に出続け、ダブルレッグダイブでケージに押し込んでテイクダウンを奪う。

立ち上がって胸を合せたドッドソン、一度は距離ができるが王者が組みついたところで初回が終了した。2R、ケージ際にテイクダウンに成功したジョンソンだが、ドッドソンもすかさず立ち上がる。右ストレートでドッドソンのサークリングを止めに掛かったジョンソンだが、ドッドソンは左を打ち込みヒザをつかせる。さらに左を被弾したジョンソンは、動きが落ちる。

離れ際の左ストレートが有効なジョンソン、ローに左を合せようとする。右ストレートをヒットするが、当たりは浅くジョンソンは、待ちの姿勢のドッドソンを崩せない。3R、ローから崩せというマット・ヒュームのアドバイスに大きく頷いたジョンソンは、組んでから放ったヒザが急所に当たる。再開後、右を振るいながら前に出て左を伸ばしたジョンソンに、ドッドソンのフライングニーが決まりそうになる

ジョンソンは残り90秒でテイクダウンにトライするなど、動き続けた。4R、下がりながらパンチを出すドッドソンだが、王者がテイクダウンに成功する。立ち上がったところで、手をキャンバスにつけていたが、ヒザ蹴りを顔面に受けてしまい試合は中断する。再開後もお互い手数は多いが、クリーンヒットはほとんど見られない。デメトリウスが組みつき、がぶりからヒザを続ける。残り15秒、首相撲の状態を取った王者がヒザを突き上げた。

最終回、ケージに詰めてダブルレッグで尻餅をつかせたジョンソンは、腰を引き寄せ不安定な状態にしてパンチを狙っていく。素早く反応に、逆にケージに王者を押し込んだドッドソンがヒザ蹴りを見せる。ケージを背にして上に上がり、パンチを入れたジョンソン。距離ができると、ドッドソンがダブルレッグで尻餅をつかせ、立ち上がり際にシングルへ移行する。ここは倒せなかったドッドソンは、すぐに組みつきに行くが切られてヒザを受ける。ケージ際に移動し、ヒザで動きが止ったドッドソンにフックを連打する王者は、さらに首相撲に捉えてヒザを続ける。

動きが落ちたドッドシンに左右のフックを入れ、またもヒザを入れたジョンソン。ドッドソンが組みついてくると、首相撲でヒザを入れ続けた王者が攻勢のまま試合を戦い終えた。序盤の2Rは挑戦者、4R&5Rは王者のラウンドか? 判断が難しいラウンドも少なくなかった試合は、48-47が二人、49-46が一人でジョンソンが初防衛に成功した。

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