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【UFC140】ホジェリオ、歓喜のTKO勝利。ティトの引退は!?

2011.12.11

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル)
Def.1R3分15秒 by TKO
ティト・オーティズ(米国)

今回の試合前に、やたらと近々に引退するという雰囲気を作り続けたティト。フィル・デイビス、ライアン・ベイダーと若手の台頭を止めることができなかったホジェリオを対戦した。ジリジリとオクタゴン中央に歩を進めた両者、ティトは右フックを思い切り振るっていく。

ホジェリオも右を返すとティトはシングルレッグに。ケージを背にしたホジェリオを首相撲に捉えたティトが、ヒザをボディに突き上げる。ホジェリオは離れ際に、左フックをヒットさせると、ティトがよろめく。

左右の連打を入れたホジェリオ、続いてボディにヒザを放つとティトは後方に倒れて、パウンドの連打を受ける。ガードに戻したティトは、三角絞めを仕掛けるが、ホジェリオは構わずボディにパウンドを落とし、エルボーを加える。

左右のパンチを顔面に落とし、左の鉄槌を連打すると、ティトの動きが鈍くなる。懸命に足を利かせガードに戻したティトに対し、ホジェリオは左エルボーをボディに見舞っていく。ティトはボディの痛みで、動きを止める。と、レフェリーがストップし、ホジェリオが歓喜のTKO勝ちを収めた。一方のティトは胸を抑えてなかなか立ち上がることができない状態に。

「夢が実現した。ティトはこのスポーツの伝説、対戦を受けてくれた感謝している。これまでで一番体調が良かった」と語ったホジェリオ。一方のティトは引退について「もう1試合戦いたい」と、最後の試合を望んでいることを明言した。

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