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【UFC140】ジャボウィンが派手な打撃戦を制す

2011.12.11

<バンタム級/5分3R>
イーブス・ジャボウィン(カナダ)
Def.判定2-1:29-28、28-29、30-27
ウォーレル・ワトソン(米国)

低い姿勢からローを入れ、飛び込んでパンチを放つ機会を伺うジャボウィン。長いリーチを生かし、バックハンドブローを狙うワトソンの試みは空振りしてしまい、ジャボウィンの右を受ける。打撃、テイクダウンからスクランブルと目まぐるしい動きを見せるジャボウィンとワトソンだが、初回はテイクダウンで上回ったジャボウィンのラウンドとなったか。


2R、ワトソンの前蹴りを捌いて右を伸ばすジャボウィンは、リーチの差を感じさせない試合を見せ、強烈な左ローを蹴り込む。再びワトソンはスピニングバックフィストを見せるが、これも空振りに。スピニングバックキックを互いに見せるなど、意地を張り合う両者。ジャボウィンの強烈な右ローが決まる。オクタゴン中央でサイドキックを見せたワトソンだが、ジャボウィンは逆にスピングバックフィストからテイクダウンを奪う。

その後、ワトソンはチョークでタイトに攻めたて2Rが終了した。最終回、サイドキックを見せあう両者。ワトソンの左ハイに、ジャボウィンが左フックを合わせる。右ハイで上背の低いジャボウィンの上体を起こしたいワトソン。

ジャボウィンは右ローから、スピニングバックフィスト、さらにテイクダウンを狙うが、トップをキープしたワトソンがエルボーを落とし、そのままダースチョークを仕掛ける。動きが固まったジャボウィンだが、ヒジを押してロールし逃れる。

残り40秒、スタンドに戻った両者。ジャボウィンのスピニングバックフィストと、ワトソンのスピニングバックキックが交錯し、直後にジャボウィンの左がヒット。最後まで派手な打撃の攻防を見せたカンフーMMAは、スプリットでジャボウィンが勝利した。

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