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【BFC52】KO必至のトーナメントは、波乱と組み技満載

BFC5 Heavyweight Tournament
【写真】豪快な打ち合いがある一方で、グラップリングの展開も多く見られたBFCシーズン5ヘビー級トーナメントが開幕した (C) KEITH MILLS

リアルタイムで追えなかったMMAイベントを後追いリポートするMMA SALON。今回は1日(土・現地時間)にルイジアナ州レイクチャールズのオーベルジュ・ドゥ・ラックカジノで開催されたBFC52、シーズン5ヘビー級トーナメント準々決勝と、元It’s Showtime世界77キロ級世界王者コズモ・アレッシャンドリのMMAデビュー戦の模様をお伝えしたい。

10万ドルとBFC世界王者コール・コンラッドへの挑戦権が懸かったヘビー級トーナメント。KO必至と見られた準々決勝4試合、まずはロン・スパークスが84秒でマーク・ホラタを下し、期待通りの幕開けを迎えた。しかし、続くエリック・プランドルとエイブ・ワグナー戦は、打撃で絶対的に有利と見られたプランドルが終盤グラウンドで試合を大事に進め、判定勝ちに。

続くブラゴイ・イヴァノフは、チアゴ・サントスの代役ザック・ジャンセンのタフさにてこずりながらも、最後はスタンドのギロチンで落とすという凄みのある決着に。波乱はメインで起こった。シーズン2準優勝のネイル・グローブが、最軽量マイク・ヘイズを相手に大切に戦い過ぎ、手数が極端に少ない試合となってしまう。最終回、打撃で前に出たグローブだったが、テイクダウンを奪われ、パウンドを受けながら試合を終え、スプリットで敗れ去った。

また、この日、MMA初陣を迎えたコズモ・アレッシャンドリだが、遠目の距離から単発の蹴りとパンチを見せるだけで、本来持つ首相撲やエルボーを見せることなく、ジョシュ・クァイハーゲンに敗れ、ディフェンスの姿勢一つをとっても、MMAに対応できていないことを露呈した。

ヘビー級トーナメント準々決勝/5分3R
○マイク・ヘイズ
(米国)
3R終了
判定
詳細はコチラ
ネイル・グローブ×
(南アフリカ)
ヘビー級トーナメント準々決勝/5分3R
○ブラゴイ・イヴァノフ
(ブルガリア)
2R2分35秒
ギロチンチョーク
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ザック・ジャンセン×
(米国)
ヘビー級トーナメント準々決勝/5分3R
○エリック・プリンドル
(米国)
3R終了
判定
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エイブ・ワグナー×
(米国)
ヘビー級トーナメント準々決勝/5分3R
○ロン・スパークス
(米国)
1R1分24秒
TKO
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マーク・ホラタ×
(米国)
ライト級/5分3R
○ジョシュ・クァイハーゲン
(米国)
3R終了
判定
詳細はコチラ
コズモ・アレッシャンドリ×
(ブラジル)
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