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【BAMMA07】ヌーンを大逆転、マーシュマン英国王者に

2011.09.11

<BAMMA英国ミドル級王座決定戦/5分3R>
ジャック・マーシュマン(英国)
Def.3R2分09秒 by TKO
カール・ヌーン(英国)

ウェールズのマーシュマンと、イングランドのヌーンの間で行われた初代英国ミドル級王座決定戦。ヌーンのローで試合がスタートし、直後にそのヌーンが組みついていく。テイクダウンからサイドを奪ったヌーンは、前腕で喉を圧迫するもマーシュマンも足を戻していく。

インサイドからパウンドを落とすヌーンに対し、マーシュマンは腕十字を狙うが、これは簡単に阻止される。クローズドガードのマーシュマンに右のパウンドを連続で落とすヌーンは、腰を切って逃げようとするマーシュマンをケージに押し込んでいく。


流血のマーシュマンは腕十字を再び逃げられ、パウンドを連続して落とされる。それでも、マーシュマンはケージを蹴り上げながら、後方回転をしつつ腕十字へ。腕を抜き、トップをキープしたヌーンは、ヒザ立ち状態で右パウンドの連打を見せる。左目が大きく腫れたマーシュマンに、ヌーンは左エルボーを見舞う。1Rを攻め続けられたマーシュマンはインターバル中にドクターチェックを受けるが、2Rも戦うことが認められる。

懸命にパンチ、ハイを振るうマーシュマンに対し、大きな振りの右を見せるヌーンは組みつきに行くが、これは切られる。スプロール直後にパンチを連打したマーシュマンだったが、直後のパンチが大きくなりダブルレッグを合わされてしまう。

ここから試合は、再びクローズドガードを取ったマーシュマンを、ヌーンのパウンドが襲う展開に。動きが少ないとレフェリーが判断し、ブレイクを命じ、試合はスタンドで再開に。

シングルを連続で切られたヌーンは、ダブルレッグも潰され、キャンバスに崩れるとマーシュマンがマウントへ。バックマウントからパンチを落とすマーシュマンは、自らスタンドへ戻るとヌーンにハイキックを見せる。

仁王立ちのヌーンは、続くテイクダウン狙いを切られると、立ち上がっても膝に手をやって休んでしまう。完全にガスアウト状態のヌーンは、首相撲が外れたタイミングで前方にバランスを崩し、ヒザをマットにつく。

マーシュマンは逆転を賭けてパンチを落とし続け、2Rが終了する。ラウンドが終わっても、ヒザをついたまま立ち上がることができないヌーンをセコンドが抱えて、コーナーの椅子へ運ぶ。

最終回、息を吹き返したマーシュマンが左ジャブから、連打を見せる。ノーガードで前に出てくるヌーンは、パンチを出すと、自ら距離を取り、両肘をヒザにつけ動きを止めるシーンを繰り返す。

前に出てきたマーシュマンに、組みつこうとしてそのままグランドで亀の状態になったヌーン。鉄槌を落とすマーシュマンは、サイドからマウントへ。右のエルボーを思い切り落としたマーシュマンは、続いて左右のパウンドを見せると、ついにレフェリーが試合をストップ。大逆転でマーシュマンがBAMMA英国ミドル級王座を獲得した。

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