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【Strikeforce】ヒョードルとダン・ヘン、体重差は7kg以上!!

エメリヤーエンコ・ヒョードルvsダン・ヘンダーソン明日30日(土・現地時間)にイリノイ州シカゴ郊外のシアーズ・センターで開催されるStrikeforce「Fedor vs Henderson」、その公開計量が29日(金・同)に行われた。

【写真】大会前日の公開計量では7キロ以上もの体重差が見られた両者。だが、ヒョードルは普段の試合よりもやや抑え気味に体重を仕上げ、軽量のダン・ヘン対策=スピードアップを図った模様 (写真提供) 格闘技ESPN

滞りなく終了した計量だが、やはりメインのヘビー級戦で対戦するエメリヤーエンコ・ヒョードルと、ダン・ヘンダーソンの体格差は目立っていた。ダン・ヘンの体重は207ポンドで、これはライトヘビー級のリミットを僅か2ポンド上回るだけで、ヒョードルとの体重差は7.25キロ。

ちなみに2月のアントニオ・シウバ戦における計量時のヒョードルの体重は230ポンドで、今回と比較して3キロ以上重く、昨年6月のファブリシオ・ベルドゥムと対戦したときは、シウバ戦とほぼ変わりない229ポンドだった。軽量のダン・ヘンと対戦することで、ヒョードルはスピードアップを図り体重を抑え気味に調整してきたことも考えられる。

いずれにせよ、ヘビー級戦ということで減量することはなかったと思われるダン・ヘンの動ける体は、ライトヘビー級でも小さい方だということが、この計量で明らかになった。


ともすれば、ややオールドなビッグネームの激突と捉えられがちな両者の対戦。軽い階級のダン・ヘンと戦うヒョードルには、勝って当然、負けると引退の危機。ダン・ヘンは負けても致し方ない、勝った場合はライトヘビー級での今後に期待が高まる――という効果が見られるぐらいで、あまり意味のあるファイトとは思えないメインイベントだ。

■Strikeforce「Fedor vs Henderson」主な計量結果

<ヘビー級/5分3R>
エメリヤーエンコ・ヒョードル:223ポンド(101.15キロ)
ダン・ヘンダーソン:207ポンド(93.8キロ)

<Strikeforce女子ウェルター級世界選手権/5分5R>
[王者]マルース・クーネン:135ポンド(61.23キロ)
[挑戦者]ミーシャ・テイト:135ポンド(61.23キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロビー・ローラー:185ポンド(83.91キロ)
ティム・ケネディ:185ポンド(83.91キロ)

<ウェルター級/5分3R>
タイロン・ウッドリー:170ポンド(77.11キロ)
ポール・デイリー:171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
スコット・スミス:171ポンド(77.56キロ)
タレック・サフィジーヌ:170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
JZ・カバウカンチ:155ポンド(70.3キロ)
ボビー・グリーン:155ポンド(70.3キロ)

<ウェルター級/5分3R>
エドゥアルド・パンプローナ:170ポンド(77.11キロル)
テイラー・スティンソン:171ポンド(77.56キロ)

<女子ウェルター級/5分3R>
アレクシス・デイビス:136ポンド(61.68キロ)
ジュリー・ケッズィー:136ポンド(61.68キロ)

<MMA情報モバイルサイト=格闘技ESPN>
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